佐賀県武雄市は、遊休地を1円からネットオークションで売り出す。同市の樋渡啓祐市長がブログで発表した。
遊休地とは、住宅や農地や駐車場などのような使途を持たず、有効活用されていない土地のこと。今回のネットオークションは武雄市内にある放置されている遊休地を活用するためのものだ。
オークションの条件は、同市に定住する人が増えてほしいという市の意向から、住居を構えることを使途としていることが前提となる。オークションでかかった費用や安価になった土地の費用は、固定資産税や住民税で回収する。
市役所職員によると「遊休地のなかには、一部除草作業に税金をかけて行なっている場所もある。放置されるよりも活用された方が、市のメリットは大きくなる」とコメントしている。
オークションは、調整を行なった上、来年度前半の実施を目指す。
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