NET-IBでは、SNSやブログで情報発信を行なっている佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏のブログを紹介している。
今回は、体罰調査結果を学校別に公表すべきだとする内容について掲載してある、2月5日午後10時17分のブログを引用する。
体罰調査結果も「学校別」に公表すべき
武雄市では、教育委員会において、児童生徒に対する体罰の実態を把握し、体罰禁止の徹底を図るため市内小中学校の児童生徒及びその保護者を対象に緊急調査を実施します。
これは、全国の一斉調査になりますが、武雄市では、全国モデルに加え、対象期間を延長し、そして、教諭以外の外部の指導者も調査対象にします。
昨年末、大阪府において、部活動中の指導教諭の体罰が原因とされる高校生の自殺という痛ましい事件が発生しました。 改めて亡くなられた生徒さんのご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。
この調査結果に関しては、全国学力調査と同様、一義的には、教育委員会の所管ですが、私自身は「学校別」に公表をしたいと思っています。ただし、保護者の意見等に関しては、児童生徒等が特定される可能性がありますので、個人情報保護等に十分に配慮した公表にしたいと考えています。
その目的は、学校別にどのような体罰があって、どのような対応を学校側がしてきたか(してこなかったか)きちんと示す必要があると思うからです。後は、教育委員会の判断に委ねたいと思います。
樋渡氏のブログはコチラ。
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