6日、昭和鉄工(株)(本社:福岡市東区、山本駿一社長)は、固定資産を譲渡すると発表した。
譲渡するのは同社の久山工場で、サーモデバイス事業の工場として稼働していたもの。2011年10月に同事業の生産部門を海外へ移管し、12年4月には同事業の技術部門を宇美工場へ集約したことから、遊休資産となっていた。
物件の引き渡し予定日は4月8日で、譲渡の相手先や譲渡価額などについては公表していない。
なお、今回の譲渡により発生する譲渡益概算9億円についは、14年3月期に特別利益として計上する予定。また連結業績予想については、13年3月期の連結決算発表時に公表するとしている。
■譲渡資産 概要
[資産の内容および所在地]
福岡県糟屋郡久山町大字久原字原2781番1
福岡県糟屋郡篠栗町大字和田字部木原1030番1
土地:18,130.08m2(公簿)
主である建物(鉄骨造スレート葺平家建):1,738.83m2(床面積)
[現況]
久山工場(遊休資産)
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