なに、それ? 業界人も消費者もビックリ。「青汁でトクホ第一号」「青汁トクホで日本初」などという宣伝文句が飛び出してきたのは、2002年のことだった。
佐賀県鳥栖市を拠点とする(株)東洋新薬が「難消化性デキストリン」と呼ばれる、馬鈴薯などを原料として製造されたでんぶんの一種で水溶性の食物繊維を青汁に混ぜたトクホ商品を販売し始めたのである。
「東洋新薬って何者?」業界では当時、よくそんな声を耳にした。
このトクホ青汁。原料となる素材は兵庫県の澱粉メーカーが製造している。この素材「難消化性デキストリン」を使用して、トクホ青汁をOEM供給していたのが東洋新薬だ。OEMとは「Original Equipment Manufacturer(オリジナル エクイップメント マニュファクチュアラー)」の略で、他社ブランドの製品を製造することである...(⇒つづきを読む)
◆健康情報サイトはこちら >>
健康情報サイトでは健康・食に関する情報を一括閲覧できるようにしております。
※記事へのご意見はこちら