筑紫野市は、同市内石崎1丁目にある九州森永乳業跡地、約1万8,336m2を10億6,374万円で購入するために、2月13日から行なわれる臨時市議会に、一般会計補正予算案に組み込む議案を提出した。臨時市議会で市は「スポーツ施設を利用したいという市民のニーズが多い。先行投資の面からも、市の中心となる場所に運動広場として、また、災害時の避難地として確保したい」としている。購入は市土地開発公社に依頼、市が2018年3月31日まで買い戻すとしている。
同市の現市庁舎は老築化が進み、市民からは「市が土地を買えば新庁舎を建てるのでは」との話が立つなど今後の動向を窺っている様子。また、「10億円近い税金を使うので、市も議会も市民が納得するよう十分な検討を行なって欲しい」といった厳しい意見もある。
臨時議会は同月15日まで3日間開催される予定。
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