(財)メディポリス医学研究財団
治験と借入でかろうじて存続
ネイチャーウェイ(株)
「指示処分」「マーク差し止め」のダブルパンチ
■ホテル運営（熊本）／(株)八代ロイヤルホテル
販売不振 破産手続開始決定 負債総額 約11億円
代 表 ： 和田 正彦
所在地 ： 熊本県八代市本町2-1-5
設 立 ： 1961年２月
資本金 ： 7,000万円
売上高 ： （11/9）約６億9,500万円
２月４日、同社は熊本地裁から破産手続開始決定を受けた。破産管財人は田中俊夫弁護士（田中法律事務所、熊本市中央区京町1-11-3、電話：096-359-0830）。負債総額は約11億円。
■割烹・仕出し（熊本）／(有)割烹旅館魚勝
借入過多 民事再生法適用申請 負債総額 約２億5,000万円
代 表 ： 平田 光次
所在地 ： 熊本県上天草市大矢野町中5700-1
設 立 ： 1988年６月
資本金 ： 2,000万円
売上高 ： （12/4）約1億2,300万円
１月21日、同社は熊本地裁へ民事再生法の適用を申請、同日監督命令を受けた。申請代理人は山之内秀一弁護士（山之内法律事務所、熊本市中央区九品寺2-6-50、電話：096-366-2886）。監督委員は江越和信（三浦・江越法律事務所、熊本市中央区草葉町4-20、電話：096-324-1070）。負債総額は約２億5,000万円が見込まれる。
■土木工事（沖縄）／(株)弘建
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約２億円
代 表 ： 許田 弘
所在地 ： 沖縄県中頭郡北谷町伊平411-3
設 立 ： 1997年１月
資本金 ： 6,500万円
売上高 ： （12/6）３億3,574万円
同社は、１月25日付で破産手続申請の準備に入った。担当は宮國英達弁護士（そよかぜ法律事務所、沖縄市知花6-11-39、電話：098-938-3939)。負債総額は現在精査中ながら約２億円が見込まれる。
■土木工事（長崎）／(株)西日本技研
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約8,000万円
代 表 ： 音嶋 敏子
所在地 ： 長崎県壱岐市石田町筒城西触682
設 立 ： 1985年３月
資本金 ： 3,000万円
売上高 ： （12/6）7,231万円
１月31日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は松坂典洋弁護士（壱岐ひまわり基金法律事務所、長崎県壱岐市郷ノ浦町本村触523、電話：0920-48-1822）。負債総額は約8,000万円が見込まれる。
■流通業界 老舗の飛躍なるか
《トップインタビュー》トラック輸送は国民の生命線 欠かせない適正運賃
(株)博運社 代表取締役社長
（福岡県トラック協会副会長） 眞鍋 博俊 氏
2011年３月起きた東日本大震災で輸送インフラが寸断されたなかで、トラック輸送がボランティアと物資を運び、被災地住民を元気付けたことは記憶に新しい。トラック運送業界は国民の生活を守る重要な役割を担いながら、必ずしも正当に評価されているとは言えない。厳しい労働環境、低い運賃、慢性的な労働力不足―。業界の地位向上にどう取り組んでいくのか、(社)福岡県トラック協会副会長で業界のリーダーの１人である眞鍋博俊博運社社長に聞いた。
○公益社団法人に移行へ
○高止まりする燃料
○物流形態が変化
○ライフライン担う
○不採算取引止める
○変わる物流に対応
■流通業界 老舗の飛躍なるか
《トップインタビュー》久原本家グループ 創業120年を機にさらなる飛躍へ
(株)久原本家 代表取締役社長 河邉 哲司 氏
「やきとり屋さん キャベツのうまたれ」「椒房庵（しょぼうあん）のからしめんたいこ」「茅乃舎（かやのや）だし」といえば、福岡県民におなじみの久原ブランドだ。これら主力の３商品を"三本の矢"に例え、東京、大阪など全国にも販路を拡大しているのは、福岡県久山町に本社を置く(株)久原本家だ。グループ売上高は最近3年間で約45億円の増収となり、県内の中小企業のなかでもひときわ元気な存在だ。今年で創業120年を迎えた(株)久原本家の河邉哲司社長に今後の展望を語っていただいた。
○大きな契機は東京ミッドタウンへの出店
○茅乃舎日本橋店は世界への情報発信拠点に
○まだまだ知名度不足 都会での採用活動に力を注ぐ
○農家の販売支援など新たな地域貢献策に取り組む
■流通大競争時代
離陸期迎えたネットスーパー 楽天、ヤフーが参入
ネットスーパーが助走から離陸段階を迎えようとしている。今年から楽天、ヤフーのインターネット企業が参入、市場拡大にはずみがかかると予想される。家電や書籍、音楽ソフトではリアル（実）店舗から客を奪い、既存の流通機構を揺るがすまでに成長している。果たして食品市場でも同様の動きが起きるのか。大手チェーンや九州の地場スーパーは、配達地域の拡大やサービス改善で対抗する。
○楽天、関東でサービス開始
○ヤフーはローソンと組む
○独自のサービス凝らす
○ヨーカ堂が１人勝ち
○イオン九州は全県展開へ
○大半は採算難
○ブランド力が重視される
○ターゲットは共働き家庭
■群雄割拠の健食薬系事情
低価格と食品の強化で快進撃 22期連続増収、顧客満足度もトップに
(株)コスモス薬品
ディスカウントＤｇＳの多店舗展開を進める(株)コスモス薬品の快進撃が止まらない。"業績の鏡"と言われる同社の株価も現在は、9,900円台を付け、一時は１万円を超えていた。同業他社が分業率の進展で、処方箋調剤の専門性に力を入れるなか、同社は、「現在の調剤ビジネスの環境では時期尚早」として、調剤専門薬局は1店舗しか出店していない。
○食品で利益を出す構成比率は52％
○大阪、京都など主要都市でも出店を加速
○医薬品のネット通販などは参入しない
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