<防災減災における安全性は実現可能な施策の最大化>
日本は地震大国である。近代国家として歩み始めた明治以降、数えきれないほどの地震が全国至る所で発生しており、地震が起きない場所を探すほうが難しい。さらに災害は地震だけではない。台風も来れば、洪水、大雪にも見舞われる。そして津波。一昨年の東日本大震災におけるその破壊力の凄まじさを目の当たりにし、巨大な自然現象に対し、我々がいかに無力な存在であるかということに畏怖した国民も少なくないだろう。様々な自然現象にどう向き合うか。日本列島で暮らす以上、われわれが避けて通ることができない宿命である。災害に対しては「自分の命は自分で守る」ことが大前提となるが、無論、個人でできることには限界がある。だから「自助、共助、公助」という段階があるわけだ。今回はそのなかの「公助」。公共事業における防災減災について考えてみたい...(⇒つづきを読む)
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