絵画や演劇、英語詩など幅広く活動する異色の芸術家、中島淳一氏の一人演劇「ナザレのイエス」が2月23日、同氏のアトリエで開催される。開場は午後6時30分、開演は午後7時で入場料は4,000円(ワイン付き)。会場スペースの都合により、定員になり次第、予約申込の受付が終了となる。
「ナザレのイエス」は同氏の初期代表作で、2年ぶりの上演。聖書の中ではほとんど記述がない極悪人バラバについて、中島淳一氏が夢で見たバラバの生い立ちを元に創作したもの。聖書の中では端役にしか扱われていないバラバと総督ピラトにスポットライトを当て、聖書の主人公であるナザレのイエスを逆遠近法的に描いた演劇となっている。
■中島淳一 一人演劇「ナザレのイエス」
<日 時>
2月23日(土) 開場:午後18時30分 開演:午後7時
<場 所>
中島淳一アトリエ
(福岡市西区拾六町2-6-6-302)
<アクセス>
地下鉄/姪浜駅よりタクシーで10分、橋本駅よりタクシーで15分
<お問い合わせ・お申し込み>
劇団エーテル
TEL:092-883-8249
<プロフィール>
中島 淳一(なかしま・じゅんいち)
1952年、佐賀県唐津市出身。
75~76年、米国ベイラー大学留学中に、英詩を書き、絵を描き始める。ホアン・ミロ国際コンクール、ル・サロン展などに入選。日仏現代美術展クリティック賞(1982年)。ビブリオティック・デ・ザール賞(83年)。スペイン美術賞展優秀賞(83年)。パリ・マレ芸術文化褒賞(97年)。カンヌ国際栄誉グランプリ銀賞(2010年)。国際芸術大賞(イタリア・ベネチア)展国際金賞(10、11年)、国際特別賞(12年)など受賞多数。
詩集「愁夢」、「ガラスの海」、英詩集「ALPHA and OMEGA」、小説「木曜日の静かな接吻」「卑弥呼」、エッセイ集「夢は本当の自分に出会う日の未来の記憶である」がある。
86年より脚本・演出・主演の一人演劇を上演。企業をはじめ中・高校、大学での各種講演でも活躍している。福岡市在住。
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