西鉄大牟田線はきょう(19日)始発頃から、筑紫駅の車両基地で発生した故障によりダイヤが乱れ、午前9時30分現在、全線において5~10分の遅れが生じている。分岐点で進路を切り換える分岐器(ポイント)が故障し、車両基地から電車が出られない状況となったため、列車の運休も出ているようだ。
同線各駅では乗客の混雑が見られ、朝7時台に同線の福岡天神行き・急行列車に乗っていた30代の男性によると、「通常よりも倍以上の乗客が乗っていた。今まで10年近く西鉄電車に乗っているが西鉄でこれほどの乗車率はないのではないかと思うくらい、足の踏み場がなかった」と語った。なお、ポイント故障は、現時点で復旧のメドが経っていない。
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