20日、(株)安川電機(本社:北九州市八幡西区、津田純嗣社長)は、ACサーボドライブ「Σ-V(シグマ・ファイブ)シリーズ」として、小型・高精度のダイレクトドライブサーボモータ「SGMCVシリーズ」を発売すると発表した。
現在、半導体、液晶、ロボットおよび工作機械などの市場ではICハンドラ、アライメント装置、R-θロボット、回転テーブルなどのアプリケーションにおいて、ダイレクトドライブの小型化、回転速度の高速化、高分解能、軸振れ・面振れの高精度化に対するニーズが高まっていることから、今回、新たにスロットワインディング構造や高分解能エンコーダを採用した「SGMCVシリーズ」を発売することで、これらのニーズに応えられるとしている。
<主な特長>
[小型化]
コア付方式の採用により小型化を実現し、同じトルクでもモータ外形を従来品(SGMCSシリーズ)に対して設置面積平均42%減を実現。
[高トルク]
体積当たりの出力トルクにおいて、従来品に対して約2倍の性能を実現。
[低慣性]
小径ロータを採用し、低慣性を実現。
<その他特長>
[高精度化]
22bitの高分解能シリアルエンコーダを搭載。軸振れ・面振れの高精度オプションに対応。
[高速化]
従来機種に比べ最高回転速度は20%UP。
<販売計画>
[販売計画]
2013年度 200台/月
2015年度 800台/月
[販売価格]
オープン価格
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⇒株式会社 安川電機
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