<『イマドキの若者』の専門家がゲスト>
ここ数年、企業の間で、新卒者に関する悩みが増えている。具体的には、「研修当日はできるようになるが、翌日にはもう遅刻、居眠り」「取引先から、言葉遣いなどでクレームが来る」「会社周辺からタバコのポイ捨てで苦情が・・・」と、社会人として基本的な姿勢に関するものが多い。しかも、福岡労働局によると現在、就職した新卒者の約3分の1が3年以内に離職。その背景には、「転職するなかで自分に合った仕事を見つければいい」といった職業観があるという。
社員として未熟な新卒者の人件費は、いわば『人材への投資』である。2~3年で辞められると、とくに多数を雇用できない中小企業には堪える。しかし、新卒者を育てて会社に定着させられるかどうかは、企業の教育環境づくりにかかっている。そのためには『イマドキの若者』の考え方や行動パターンといった特長を知っておかなければならない。
3月22日(金)午後2時から、データ・マックス セミナー室で、「2013年4月に新卒者を迎え入れる人たちの座談会」が開催される。ゲストは、若者教育歴26年の若年者しごとコンサルタント・小路智広氏。小路氏は現在、高校や大学などで学生向けの「離職防止セミナー」を実施し、学校や企業の教育者向けには「若者人財育成セミナー」および社員教育コンサルティングを行なっている(動画参照)。
本座談会の対象は、企業の経営者や人事担当者など。就活現場で多くの若年者を指導してきた小路氏を交え、4月からの新卒者育成について意見交換を行なう。また、小路氏から『簡単にできる若者人財育成法』についてアドバイスがもらえる。参加は無料。
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