2012年10月9日、福岡県バイオ産業拠点推進会議は、「第7回アジアバイオビジネスパートナーリング2012」を開催。日本企業約70社をはじめ、韓国企業9社、中国企業4社、タイ企業3社、オーストラリア1社が出展、国内外を含め200名以上が参加した。
「バイオテクノロジーは、人類が直面する多くの問題点を解決する。人類がさまざまな問題を抱える21世紀の今日、我々が力を結集して解決する必要がある」(福岡県バイオ産業拠点推進会議・戸坂修会長)。
このイベントでは、日本、韓国、中国、タイ、オーストラリアなど世界各地域のバイオクラスターやバイオ関連企業が集まり、技術交流やビジネス交流を促進することを目的とした、展示会や商談会、業界の先端で活躍する識者による特別講演が行なわれた。
<三益製薬が特別講演>
特別講演では、まず、味の素(株)バイオ・ファイン事業本部の野村善博アミノ酸部長が「日本における減塩製品開発とビジネス展望、そしてアジアへの展開」と、題して講演。同社アミノバイタルをはじめとする数々の商品開発を行なってきた経験から得た知識を提供した。
続いて、三益製薬(株)(本社:福岡市博多区、大森清美代表)の役員を務める、李剛・遼寧中医薬大学附属病院教授、長崎国際大学薬学部客員教授が「天然素材の機能性食品および新漢方の研究と展望」と題して講演。中小企業の研究開発を企業内のみで実践することの難しさを語り、その難しさを乗り越える鍵となるのが『産官学の連携』であると語った...(⇒つづきを読む)
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