NET-IBでは、SNSやブログで情報発信を行なっている佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏のブログを紹介している。
今回は、4月1日オープンを控え全国的に話題となっている武雄市図書館に関する勉強会について掲載している、2月26日午後11時49分のブログを紹介する。
どうなると? みんなの図書館・歴史資料館
今日、こんなサイトが。今、全国的に注目を集めている武雄市図書館(4月1日オープン)に関する勉強会です。
もう5年前になるんですね、市民病院の民間委譲のときに、医師会、市民団体、共産党、さまざまなとところが反対集会されていましたが、僕は、市民の皆さんには積極的に行ってほしいって訴えていましたし、また、我々の集会にも、門戸を開いて、医師会の皆さんを招いて、お話ししてもらったこともあります。加えて、私はなぜか市長選を3回も戦っていますが、その時にでも私の支持者は、全部、対立候補の集会に行ってくれと言ってました。要は、いろんな意見を聞いて、最終的に市民自らが判断する、それが、僕は民主主義だと思います。
僕は物事には賛否両論あって当たり前だし、百点を取るのは無理。だとするならば、ご指摘頂いたことで修正できることは修正したい。そう思っています。図書館を政争の場にするのは良くないという思いもあります。ちょうど、武雄市図書館・歴史資料館にお越し頂くので、もし、工事建設等の安全状態が確認できたら、改装中の中をご覧になって頂こうと思っています。図書館担当には、皆さんを温かくお迎えするように指示を出しました。
というわけで、この集会、市内外からどんどんお越しください。今回の図書館構想、あるいは樋渡市政に反対されている皆さんは、自分たちの住むまちを、昨日よりも、今日、今日より明日と良くしたいという思いは、僕らと共有されていると思うんです。そういう意味では、無関心ではなく、あるいは無視ではなく、行動を起こされていることに関して、心から敬意を表します。
お名前は伏せますが、市民病院民間委譲で徹底的に戦った人たち、特に医師やコ・メディカルの皆さんと、次々に、和解しています。今では、リコールでさえも良い思い出(当時は辛かったんですがね)です。この結果、今日もとある市民が、私に近づいて、「新武雄病院のおかげで命が助かりました。」と。
いつか、反対されている市民とも笑顔で握手できることを夢見ています。武雄市にはその力があります。僕はいつもそう信じています。
樋渡氏のブログはコチラ。
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