福岡県筑豊地区はメガソーラ建設のラッシュになっている。原因としては土地が安く予定されていた工場団地が開発ストップになっているのが多いことがあげられる。東京からTELがかかってきた。「筑豊のA町で17メガ・メガソーラーの計画が頓挫した。土地代は6億円したが、3億円戻ればよい。資金を注ぎ込んだ連中は2億円欲しいと言っているが、1億円で話をつけることができる。4億円で買うところはないだろうか」という相談である。
「ここなら食指を動かすだろう」と考え、B社長に探りを入れてみた。「あー、その話は聞いたが、まったく話にならないよ。あの土地の地形からいえば2メガが限度だ」と馬鹿にした口ぶりだ。要約すると (1)まず40mの高低差があり造成代がとんでもなく高くつく。造成しても2メガしか発電することができない。(2)このA町では買取枠は1メガしか残っていない。B社長のところも4メガ、2メガ、1メガと、3つの計画案を提出したが、九電とA町から「枠がない」と断られたという。
一体、東京の業者はどのような計画を描き、惜しみなく金を注ぎ込んだのであろうか!!まさしくメガソーラ事業に欲を掻いた守銭奴たちが数多くいる。最終的にはB社長のような本格的に事業に取り組んでいる業者から二足三文で買いたたかれるか、破産するしかないのであろう!!
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