画家として国際的に活躍、カンバスという平面のみならず、演劇という空間芸術にも着目し、一人演劇の上演を続ける中島淳一氏。1986年以来、その上演演目は41作品にのぼり、回数は1,400回を超える。
要望があれば、全国、どこにでも赴き一人芝居の出張を行なうという中島氏。今回は、東京と福岡で「オイディプス王」を上演する。
知らずに犯した罪の重さ、惨さを思い知らされるオイディプス王の悲劇は、エディプス・コンプレッックスの語源としても知られている。宿命に翻弄される人生の明暗を、いかにひとりで演じ切るのか、興味は尽きない。
チケットは前売り、予約制。鑑賞ご希望の方は、劇団エーテルあてに直接お申込みを。
■中島淳一 一人演劇 オイディプス王
<日 時>
東京 4月18日(木) 開場 午後7時 開演 午後7時30分
福岡 4月26日(金) 開場 午後7時 開演 午後7時30分
<会 場>
東京 東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都豊島区池袋1-8-1)
TEL:03-5391-2111
福岡 大濠公園能楽堂(福岡市中央区大濠公園1-5)
TEL:092-715-2155
<料金>
3,000円(前売・予約制)
当日券 3,500円
<ご予約・お問い合せ先>
劇団エーテル
TEL:092-883-8249
FAX:092-881-5105
▼関連リンク
・劇団エーテルHP
<プロフィール>
中島 淳一(なかしま・じゅんいち)
1952年、佐賀県唐津市出身。
75~76年、米国ベイラー大学留学中に、英詩を書き、絵を描き始める。ホアン・ミロ国際コンクール、ル・サロン展などに入選。日仏現代美術展クリティック賞(1982年)。ビブリオティック・デ・ザール賞(83年)。スペイン美術賞展優秀賞(83年)。パリ・マレ芸術文化褒賞(97年)。カンヌ国際栄誉グランプリ銀賞(2010年)。国際芸術大賞(イタリア・ベネチア)展国際金賞(10、11年)、国際特別賞(12年)など受賞多数。
詩集「愁夢」、「ガラスの海」、英詩集「ALPHA and OMEGA」、小説「木曜日の静かな接吻」「卑弥呼」、エッセイ集「夢は本当の自分に出会う日の未来の記憶である」がある。
86年より脚本・演出・主演の一人演劇を上演。企業をはじめ中・高校、大学での各種講演でも活躍している。福岡市在住。
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