木造住宅の屋根下地やフローリング下地に用いる国産針葉樹合板が払底し、流通段階で争奪戦が起きている。
<増税前の駆け込み需要で住宅着工が急回復>
アベノミクスに対する期待感からか、景気回復の先取りか、景気指標が好転し、来年4月からの消費税値上げも先取りして住宅着工戸数が急回復してきている。福岡県での新築住宅着工戸数も、2~3月は対前年同月比で20%近く増加したとの見通しも出てきたようだ。
国産針葉樹合板の1次問屋から2次店への卸価格も、半年間で20%近く上昇し900円前後に。さらに、在庫の逼迫感から1,200円くらいまで上昇するのではないかという強気の見通しが早くも出てきている。なかには、商社や1次問屋が値上がりを見越して在庫を隠しているのではないか――とのやっかみも聞かれる...(⇒つづきを読む)
◆住宅情報サイトはこちら >>
住宅情報サイトでは住宅に関する情報を一括閲覧できるようにしております。
※記事へのご意見はこちら