21日、サンテックパワージャパン(株)(本社:東京都新宿区、山本豊社長)は、8社からなる中国銀行団が3月18日に、無錫サンテックパワーの会社更生法を無錫市中級裁判所に申請したと発表した。
同社は、中国の太陽光発電パネルメーカー最大手のサンテックパワーホールディングスが親会社。サンテックパワーは、日本で太陽光発電モジュールの製造を手がけていた(株)MSKを買収してMSKの福岡県大牟田市にあった工場を閉鎖するにともない、YOCASOL(株)に生まれ変わった案件でも知られている。
無錫サンテックパワーは、サンテックグループ内で太陽光モジュール製造を担当していた。なお、一部メディアで「サンテックパワーが破産(ないし経営破綻)」と報じられていた件について、サンテックパワージャパン広報担当者は「その報道は誤りで、正しくは子会社の1社が再建に向けて会社更生法を申請したものであり、サンテックパワー全体の経営に影響はありません」と、コメントしている。
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