(株)ドン・キホーテは3月15日、福岡県飯塚市椿(丸和ラ・パレット飯塚店跡地)に「MEGA(メガ)ドン・キホーテ飯塚店」をオープンさせた。
オープン前日の14日、平田一馬九州支社長、西森州平店長が現地で会見し、「食品と日用雑貨の品揃えを充実させ、従来店に比べ通路も広げるなどして、若年層だけでなくファミリーや年配層にも来ていただけるようにする」と、説明。九州での現況について「現在15店あり、順調な業績を上げている。熊本、鹿児島など出店余地はある」と語り、今後の出店への意欲を見せた。
飯塚店は売場面積2,857平方メートルで、初年度20億円の売上を目指す。九州では初の食品と日雑を充実させた「メガ」業態になる。鮮魚、精肉、青果などの生鮮食料品は取り扱わない。
「メガ・ドンキ」は「ファミリー型総合ディスカウントストア(DS)」のコンセプトで展開しており、13年6月期末で242店中、49店を占める。新店のほか、グループの総合スーパー・長崎屋も「メガ」への転換を進めている。
一方、飯塚店の近くにあるMrMax飯塚花瀬店とルミエール穂波店は昨年、店舗を改装し生鮮を扱うスーパーセンターに転換しており、同業他社との競争は激化しそうだ。
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