19日、(株)ウチヤマホールディングス(本社:北九州市小倉北区、内山文治社長)は、同社の連結子会社である(株)さわやか倶楽部(本社:北九州市小倉北区、内山文治社長)の所有する固定資産の信託設定、信託受益権の譲渡ならびに建物賃貸借契約の締結について決定したと発表した。
さわやか倶楽部が所有する固定資産について、新生信託銀行へ信託設定を行なったうえで信託受益権を取得し、同信託受益権を特定目的会社ヘルスケア・インフラファンド秋田に売却譲渡するとともに、新生信託銀行との間で建物賃貸借契約を締結するとしている。これにより、資金を早期に回収して財務体質の強化をはかるとともに、新たな投資資金の調達枠を確保することで、事業展開のスピード化を図るとしている。
また、譲渡する介護施設の運営については、これまで通りさわやか倶楽部が20年間の建物賃貸借契約を締結し、継続して行なう。
今回の固定資産の譲渡により、発生する固定資産売却益約2億1,600万円については、2013年3月期において特別利益に計上する見込みとしている。
なお、2012年12月19日に公表した連結業績予想に変更はない。
■譲渡する資産の内容
施設の名称:さわやか桜弐番館
土地:1,983.23m2
建物床面積:3,628.51m2
所在地:秋田市卸町1丁目3-2、69-1、70、71-1、389
譲渡価額:8億2,000万円
帳簿価額:5億9,500万円
現況:自社所有の介護施設として運営中
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⇒株式会社ウチヤマホールディングス
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