福岡市に本社を置く印刷会社の三栄印刷(株)(光枝治郎代表)は今年から、学研マーケティングと九州初コラボで自費出版を開始した。同社は昨年、福岡の地場産業を盛り上げるべく建築工務店を応援する資料請求サイト「福岡住宅総合館」やAmazonへの出店代行サービス「博多金印本舗」など、WEB事業を拡大。自費出版は新事業の1つの柱となる。
単なる自費出版とは違い、大手出版会社と組むメリットとして(1)プロ編集者による市販出版物に適合する表現や第三者の権利侵害の有無などの細かなチェック、(2)紀伊國屋書店を中心とした大手書店に必ず約1カ月並ぶ、(3)大手ネット通販や全国の書店からでも注文できる、(4)別料金不要で電子書籍化できる、といった点を挙げている。
価格は、四六判上製本192ページ300部で145万円~。執筆後、配本開始まで5~6カ月、販売期間は配本から1年間を原則としている。
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