(株)ダイブ
業績悪化止まらず、債務超過転落
(株)ケイ・イー・エス
再度の法令違反で指名停止処分
■土木工事(福岡)/タガミ(株)
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約5億4,000万円
代 表 : 田上 智司
所在地 : 福岡市早良区内野5-2-12
設 立 : 1977年6月
資本金 : 3,700万円
売上高 : (12/5)12億7,649万円
2010年2月18日号「SIC」で既報の同社は、3月19日付で事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は南谷敦子弁護士(南谷法律事務所、福岡市中央区大名1-8-10、電話:092-724-1113)。負債総額は約5億4,000万円が見込まれる。
■太陽電池パネル製造販売ほか(福岡)/YOCASOL(株)
【続報】破産手続開始決定 負債総額 25億5,313万円
代 表 : 市來 敏光
所在地 : 福岡県大牟田市四箇新町1-5
設 立 : 2007年7月
資本金 : 3億8,000万円
売上高 : (12/3)13億2,847万円
弊誌2月7日号「モルグ」などで既報の同社は、3月11日に東京地裁から破産手続開始決定を受けた。破産管財人は山川萬次郎弁護士(山川萬次郎法律事務所、東京都千代田区麹町3-2、電話:03-3239-0631)。負債総額は民事再生法申請時点で25億5,313万円。
■ダイヤモンド砥石・検査機器卸(福岡)/(有)コウワ精機販売
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 精査中
代 表 : 林 勝人
所在地 : 福岡市博多区博多駅南3-21-14
設 立 : 1983年10月
資本金 : 300万円
売上高 : (12/9)約9,700万円
3月5日、同社は破産手続申請の準備に入った。担当は前田恒善弁護士(徳永賢一法律事務所、福岡市中央区赤坂1-13-7、電話:092-712-4550)。負債総額は現在精査中。
■塗料卸・塗装工事(長崎)/南高産業(株)
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 約3億円
代 表 : 山下 秀二
所在地 : 長崎市旭町14-11
設 立 : 1947年1月
資本金 : 3,600万円
売上高 : (12/9)3億7,356万円
3月19日までに同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は吉田良尚弁護士(長崎清和法律事務所、長崎市賑町5-21、電話:095-821-1070)。負債総額は約3億円が見込まれる。
■施設園芸ほか(熊本)/(有)サラダドリーム貮拾壹
トラブル 破産手続開始決定 負債総額 約1億3,000万円
代 表 : 西 昭九郎
所在地 : 熊本県球磨郡あさぎり町上西3094-17
設 立 : 1995年10月
資本金 : 300万円
2月28日、同社は熊本地裁人吉支部より破産手続開始決定を受けた。申請代理人は蓑田啓悟弁護士(みのだ法律事務所、熊本県人吉市西間下町123-1、電話:0966-28-3744)。破産管財人は宮川輝之弁護士(宮川輝之法律事務所、熊本県八代市西松江城町2-28、電話:0965-32-7876)。負債総額は約1億3,000万円。
■特集・ヘルスケア業界の新潮流
調剤薬局のクオール 薬剤師によるサプリメント販売を展開
調剤薬局業界で新たな動きを見せる企業が出てきた。売店を含め国内で420店舗を展開するクオール(株)は昨年、薬剤師などの人材紹介、治験、食品の受託試験機関など、他業種の企業を買収し、調剤以外での事業を強化してきた。さらに同社は業界に先がけ、調剤薬局による健康食品・サプリメントの販売を開始し、成果を上げてきている。
○買収や提携で事業拡大
○調剤薬局でサプリを販売
○意識改革に1年
○レセコンとPOSを連携
■特集・ヘルスケア業界の新潮流
医師主体でサプリの信頼度を向上へ 「日本サプリメント学会」に期待
2兆円に迫る規模となった日本の健康食品市場。ところが、日本においては「健康食品」や「サプリメント」には行政定義がなく、独自の法律も存在していない。これだけでも大きな問題であるが、「健康食品」業界は玉石・石・石混交と言われて久しく、さらに医師(歯科医師)業界とも仲が良くない。これで国民の「健康」は担保できるのか。そんななかで医師が代表を務める「日本サプリメント学会」が産声を上げ、その動きが加速している。
○患者の「健康」がすべて
○専門家が集まり討論する場が必要
○日本サプリメント学会について
■特集・ヘルスケア業界の新潮流
"おもてなし日本一"に向けたココカラファインの店舗戦略
群雄割拠の健食薬系事情
DgS(ドラッグストア)業界は、同業各社の積極的な出店、規制緩和による経営環境の変化を背景に、今年度も異業種を交えた業務・資本提携、M&Aなど、勝ち残りをかけた統合・再編の動きがありそうだ。これにより、DgS業界の再編に拍車がかかる。上位DgSは中国を始め、タイなどとアセアン諸国に熱い視線を注いでいる。なかでも(株)ココカラファインは、海外戦略でもロシアに進出するなど、他のDgSチェーンとは異なる動きを見せている。
○販売会社の統合でさらなる進化目指す
○ココカラブランド店舗を国内外で出店
○DgS企業の調剤事業でもトップを走る
■特集・ヘルスケア業界の新潮流
アメリカ発、専門性を高め統合医療に参入するアロマテラピー
3月10日、アメリカ政府認可のもとでアロマテラピーが学べる大学教育環境を築き上げたAmerican College of Healthcare Sciences(ACHS)の学長兼理事長のドレーン・ピーターセン氏が「アメリカにおける補完代替医療教育と最先端のアロマテラピー教育」をテーマに講演を行なった。本講演は公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)が、定例の第15回アロマテラピーシンポジウムとして開催したもの。会場には、アロマに関するショップ経営者や教室運営者、そして大学の医学部にアロマテラピー教育を取り入れたいと考える医療従事者など、多くの業界関係者が訪れ、熱心に耳を傾けていた。
○米・アロマテラピー業界の熱きパイオニア
○精油の成分に注目し効用の研究に邁進する
○アロマテラピーの発展を後押しした消費者の声
■流通大競争時代
外資2強、対日攻勢を強化 コストコ、22日北九州店開業
ウォルマート・ストアーズとコストコ・ホールセールの米国流通2大手が、日本市場で攻勢を強化している。昨年度、3年ぶりに出店を再開したウォルマート傘下の西友は、今期5店を出店する。コストコは22日に開業した北九州倉庫店を含め、今年、過去最高の5店を出す。背景には、米本社の業績が好調なことや、日本市場では低価格指向が根強く市場拡大の余地があるとの判断がある。仏カルフール、英テスコが撤退し、食品・日用雑貨の流通外資はこの2社に絞られそうだ。
○日本語名の新PB
○西友の足元業績は低調
○ウォルマート、前期は5%増
○コスト負担は増加
○最大の強敵アマゾン
○コストコ、今年5店出店
○倉庫型DSのパイオニア
○2強に絞られる
■企業クローズアップ
日本最大のハイテク野菜工場 うまいホウレンソウで地域活性化を狙う
乙女農園(株) 代表 林 秀幸 氏
野菜を工場でつくる。時代はそこまで来ているのである。熊本県甲佐町にある乙女農園(株)の「畑」は、まさに近未来的の野菜づくりを見せてくれる。安心して食べられる野菜を安定的に供給してくれる仕組みで、そのうえ、うまいとなったら、こぞって生産に乗り出すに違いない―と思ってしまうのだが、どうやらそんなに簡単ではなさそうだ。工場での野菜づくりの現状と将来性をレポートする。
○日本最大規模の野菜工場
○安心でうまい野菜を安定的に
○ブランディングが展開のカギ
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