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自然エネルギーシフトへの決意貫く(6)~エネルギー革命家・飯田哲也氏
社会
2013年4月 1日 14:18

<次の県知事選を見据える>
iida_1.jpg 昨年12月、未来の党の代表代行として臨んだ衆院選では、自民党の副総裁・高村正彦氏に及ばず敗れた。その後、1月に未来の党の代表代行を辞し、環境エネルギー政策研究所所長としてのアドバイザーの職に戻った。
 昨年7月に立候補した山口県知事選では、自民党、公明党の推薦を受けた山本繁太郎氏に、約6万6千票差まで迫る善戦を見せた。出馬を契機に、地元での支援の輪は広がった。閉塞感のある地方。その視線の先には、経済成長だけではなく、地元・山口県を21世紀型の、人を大事にする地域社会に変革するという大きな目標がある。地域を現実的に、豊かに変える―それを実践するための選択肢として、3年4カ月後、再び県知事選に立つことを表明している。
「山口での政治活動を続けていく。前回の知事選では、熱のように機運が盛り上がった。しかし、衆院選で、支援の輪がバラバラになってしまったところはある。少しずつしっかりとした足場を作っているところ」と飯田氏。残り3年4カ月で6万6千票の差を埋めることはできるのか、注目である。

<山口からのエネルギー維新を>
 保守王国と呼ばれ、自民党の基盤の強い山口で実際に勝つには課題が山積みだ。自民党の持つ基礎票を切り崩していかなければならない。「知事選に関して言えば、自民党も一枚岩ではないと思っています。自民党を支持しているけれども、山口県の今後のあり方、方向性としては、創造的で県民参加型の地域社会を目指す私の政策を応援してくれる方もいらっしゃいます」と飯田氏は言う。問題は中間層の支持をどこまで集められるか。「一つひとつ地道に話をしていこうと思っています」―口ぶりは穏やかながら、一度決意した思いを実現するために、貫き通す意志の強さを感じさせる。論だけではなく、実際に自らが動いて人を動かしていく。
 飯田氏の掲げる山口からのエネルギー維新はなるのか。挑戦は、まだまだ続く。

(了)
【岩下 昌弘】

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