4月1日から、先進国3地域であるヨーロッパ、アメリカだけでなく日本でも、実質的な預金封鎖=金融統制体制に入る―副島国家戦略研究所(SNSI)主宰で国際政治経済評論家の副島隆彦氏は4月1日、自身が運営する「副島隆彦の学問道場」の掲示板で、こう喝破した。
「(ヨーロッパ、アメリカ、日本で)銀行預金がおろしにくくなる事態(controlled output、銀行引出し規制、禁止、凍結)が起き始めた、と私は判断しました。これは実質的な「預金封鎖(よきんふうさ)」である。預金封鎖(financial accounts clamp down フィナンシャル・アカウント・クランプダウン)とは、1.銀行の引き出し制限と2.新札切替(しんさつきりかえ)である。「クランプダウン」clamp down というコトバの恐ろしさを、これから日本人も味わうようになる。
私、副島隆彦の言うことに耳を傾ける人は、急いで、銀行に行って預金を出来る限り多く引き下ろしなさい。まだ下(おろ)せる。支払いの自動引き落とし分以外の資金は、さっさと現金にしなさい。そして肌身に持ちなさい。これは人間が生きるための食料費である。そのうち、おそらく、あと1か月、2か月(6月末になるとヨーロッパ諸国の年度末で決算期だ)で、本当に日本でも銀行預金引き出し凍結という事態になるだろう」(以上、「副島隆彦の学問道場」の"重たい掲示板"より一部引用)。
3月31日にNHKが報じた「銀行窓口で新たな確認手続き導入」というニュースが、その始まりだと宣言した。
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