福岡アジアビジネス支援委員会（福岡市、福岡商工会議所、福岡貿易会、ジェトロ福岡）が北京で開催する「第８回中国北京飲食・食品博覧会」に福岡ブースを出展する。
同博覧会は中国国内の飲食店や食品メーカーが出展し、現地の飲食チェーンや卸業者などにＰＲすることが目的だが、今回は在福岡重慶事務所長朱大明氏からの紹介で福岡・九州の食品メーカーやレストランの出展が可能になった。同博覧会は８回目を数えるが、日本からの出展は今回が初めて。中国への業務用食材の輸出を目指す企業にとっては絶好のチャンス。出展できる企業は４社と限られるが、出展費用は無料。また同氏は世界中国料理連合会の理事で、現地飲食店とネットワークを広げることも可能だという。
福岡市国際経済課によると、これまでのところ、申し込みは１社のみ。現在、日本からの輸出食材は中国の百貨店を中心に販売されているが、これからは飲食チェーン店や卸業者にも積極的にアプローチしていきたいという。中国への輸出は規制もあり、生鮮品で輸出可能なのはりんごやなしなど、わずか。主に加工食品の取引を想定している。中国で広がる和食レストランなどへの食材供給にも可能性があり、中国への販路拡大を考えている企業のとっては大きなチャンスとなるだろう。
「第８回北京飲食・食品博覧会」の概要は以下のとおり
■「第８回北京飲食・食品博覧会」
＜会 期＞
５月９日（木）～５月11日（土）
＜内 容＞
飲食エリア、食品エリア、有機農業エリア、旅行美食エリア、サプライヤーエリア（食材、調味料、厨房機材ほか）
＜規 模＞
出展者数250社、参加者数２万人、成約額約3.2億円（2012年実績）
＜募集内容＞
対 象：福岡・九州の食品メーカー、レストラン
募 集：４社 ２ブース（１ブース３m×３m）
展示内容：会社概要、商品カタログ、サンプルほか
出展費用：無料
＜申込締切＞
2013年４月19日（金）
お問い合せは福岡市国際経済課092-711-4829または711-4339まで。
＜日刊マックス流通のご案内＞
日刊マックス流通は沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、１カ月間に限り、無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームでお申し込み下さい。
※記事へのご意見はこちら
