福岡の調査報道サイト「HUNTER」は19日、日本維新の会が発表した今夏の参院選における公認候補に、典型的な"族"とも言える元自民党参議院議員の名前があったとした上で、その政治家の政治資金集めに問題があることを指摘した。
HUNTERが指摘した候補者とは、旧建設省出身の政治家・上野公成氏(72)。同氏の活動を支えてきたのは積水ハウスや大和ハウスといった住宅メーカーが提供する巨額の政治資金だったが、この問題については、平成20年から21年にかけてNET-IBが長期にわたって追及していた。
党の綱領で既得権益を真っ向から否定する日本の維新の会が選んだ公認候補が上野氏だったということについて、HUNTERは「掲げた主張の信憑性に疑問符がついた格好だ」と断じている。
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