(株)ゼコー
財務体質の改善が急務
(株)サニーハウス
主力取引先との関係は?
■建築工事(福岡)/(株)竹島建設
受注不振 破産手続開始申請 負債総額 約5億8,000万円
代 表 : 竹島 康博
所在地 : 福岡市東区松島3-14-7
設 立 : 1978年3月
資本金 : 3,200万円
売上高 : (12/3)1億5,628万円
4月16日、同社は事業を停止し、同日付で福岡地裁へ破産手続の開始を申請した。申請代理人は柴田耕太郎弁護士(柴田法律事務所、福岡市中央区大名2-12-9、電話:092-737-3666)ほか1名。負債総額は約5億8,000万円が見込まれる。
■海産物卸(北九州)/(有)岡正商店
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 現在精査中
代 表 : 岡本 昭彦
所在地 : 北九州市小倉北区西港町94-9
設 立 : 1972年7月
資本金 : 300万円
売上高 : (12/2)約2億9,400万円
4月12日までに同社は、破産手続申請の準備に入っていることが判明した。担当は前田憲徳弁護士(北九州第一法律事務所、北九州市小倉北区金田2-6-4、電話:093-571-4688)。負債総額は現在精査中。
■建築工事(熊本)/秋野建設(有)
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約1億2,000万円
代 表 : 秋野 秀人
所在地 : 熊本県八代市松江町157
設 立 : 1981年1月
資本金 : 900万円
売上高 : (12/8)1億6,788万円
4月1日、同社は破産手続申請の準備に入った。担当は村田晃一弁護士(有斐総合法律事務所、熊本市中央区南千反畑町14-1、電話:096-312-8133)ほか3名。負債総額は約1億2,000万円が見込まれる。
■ビジネスホテル経営ほか(佐賀)/(株)はる大
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 約3億7,000万円
代 表 : 中尾 晴子
所在地 : 佐賀県伊万里市二里町大里甲2346-29
設 立 : 2003年1月
資本金 : 300万円
売上高 : (12/12)約3億700万円
4月5日までに同社は、破産手続申請の準備に入った。担当は牟田清敬弁護士(牟田法律事務所、佐賀市中の小路7-21、電話:0952-22-4489)。負債総額は約3億7,000万円が見込まれる。
■砂・砂利採取(熊本)/三松海事(有)
トラブル 破産手続申請準備中 負債総額 約9,400万円
代 表 : 松﨑 久
所在地 : 熊本県八代市千丁町古閑出500-4
設 立 : 1975年3月
資本金 : 800万円
売上高 : (12/7)約3,500万円
4月1日、同社は破産手続申請の準備に入った。担当は小西直樹弁護士(八代わかば法律事務所、熊本県八代市旭中央通8-12、電話:0965-33-9255)。負債総額は約9,400万円が見込まれる。
■特集・傑物シリーズ
表層と深層の海水温度差が電気を生む
国連や島しょ国連合を中心に世界へ普及
海洋温度差発電
海の表層海水と深層海水の間には、15℃から25℃の温度差がある。この温度差による熱エネルギーを利用して電力を生み出すのが「海洋温度差発電」だ。この海洋温度差発電の原理は、1881年にフランスの科学者ダルソンバルによって考案されたものであるが、実用化は長い間、実現しなかった。その実用化へ向けて着実に開発を進めてきたのが、佐賀大学元学長の上原春男氏である。上原氏が進めてきた海洋温度差発電とウエハラサイクルについてレポートする。
○アンモニアでタービンを回す
○ウエハラサイクルの特徴
○大型化もでき、安定供給が可能 国連主導で普及が進む
■特集・傑物シリーズ
海洋温度差発電をエネルギーの主軸に!
世界をつなぐ送電ネットワークを提案
NPO法人海洋温度差発電推進機構 理事長 工学博士 上原 春男 氏
海洋温度差発電は非常に有効な発電方法となる可能性は先に示した通り。そこまで可能性を広げたのは、取材に応じてくださった上原春男氏の功績が大きい。たかが20℃程度の海水の温度差で何ができるものかというイメージを完全に払しょくし、理論だけではなく実用化できる海洋温度差発電をつくりあげたのである。上原氏に海洋温度差発電についてうかがった。
○ウエハラサイクルの完成
○技術革新で安定な大出力も可能に
○初期投資は高いものの... 世界規模の電力適正化を提案
■特集・傑物シリーズ
数々の異名と経歴を持つ怪僧・池口恵観という人物
「永田町の怪僧」「炎の行者」―こうした通り名を持つのは、鹿児島で圧倒的な存在感を放つ僧侶・池口恵観(いけぐち・えかん)氏だ。靖国神社と接する一等地にある、実質は北朝鮮の大使館と目されていた朝鮮総連本部の競売を落札したことで、「知る人ぞ知る」というイメージを一変させ、一躍時の人となった。
○ここで出てきたか
○鹿児島政財界に深い根
○くすぶる火種
■特集・傑物シリーズ
慎重で先を見据えた経営姿勢 設立7期目で売上高100億円突破
(株)インベスターズ
デザイナーズ住宅の建築、販売を手がける(株)インベスターズが好調だ。新築AP事業(新築の投資用アパート事業)と中古住宅のリノベーションを行なうアセットマネジメント事業を軸に、第7期の決算で売上高100億円を突破した。2006年に福岡で設立し、今や東京、大阪、名古屋、仙台と全国区にはばたく。勢いだけでなく、経営には手堅さがある。在庫を持たない身軽な経営で、M&Aも視野に入ってきている。
○投資用のデザイナーズ住宅が人気
○自社施工で全国1位に
○デザイン性の高さが売り
○販売力の根拠はデザイン性と入居率
○在庫を持たない身軽な経営
○M&Aも視野に
○攻めよりも備え 雇用は促進
○ネット上で決済を行なうシステム構築
■クローズアップ
アベノミクスは中小企業にとっても救世主か 問われる安倍内閣の真価
「アベノミクス」と言う言葉が、マスコミや経済評論家から流行語のように使われ、安倍政権の経済政策を指す造語として頻繁に登場している。アベノミクスについて簡単に解説すると、『デフレ経済を克服するためにインフレターゲットを設定し、これが達成されるまで日本銀行法改正も視野に、大胆な金融緩和措置を講ずるという金融政策』であり、元米国大統領ロナルド・レーガンの経済政策である「レーガノミクス」にちなんで、アベノミクスと呼ばれている。
○基本方針の"3本の矢"
○メリットとデメリット
○金融機関への影響
○中小企業に与える影響
○安倍首相の真価が問われる
■情報ファイル
テンプHDがインテリジェンスHDを買収 人材派遣業界の再編が加速
人材派遣大手テンプホールディングス(HD)は3月26日、人材紹介サービスのインテリジェンスホールディングス(HD)を買収すると発表した。再編の背中を押したのは昨年10月に施行された改正労働者派遣法。人材派遣は規制強化を受け、市場が縮小している。今回の買収が口火を切り、業界再編が一気に加速することになる。
○改正労働者派遣法の施行で「派遣離れ」
○人材紹介を手に入れ総合人材サービス会社に
○エグジットに成功したKKR
○12年連続で「世界最強の女性経営者」に
○海外勢を巻き込んだ業界再編は必至
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