23日にセブン‐イレブン博多中洲中島町店がオープンを迎える。開店前日となる22日には、近隣で働いている方や住民を対象に「プレオープン」が行なわれた。プレオープンの午後５時になると店内は招待券を持った人で賑わい、幸先の良いスタートを切った様子がうかがえた。新店舗で勤務する従業員は「大通りに面していて人通りも多いですので、気持ちよく過ごしてもらえるように『お客様第一』で頑張りたいです。」とコメント。
　オープン記念セールとして、お弁当や麺類、おにぎりやオリジナルパンなどのさまざまな商品が、標準価格より値引きされて販売される。また、チラシに付いている無料クーポン券を持参すると「セブンプレミアム 緑茶ペットボトル500ml」を１本もらえる（引換期間は４月23日～25日）。

　なお、昭和通りを挟んだ向かい側にはファミリーマート博多中洲５丁目店が営業しており、こちらにとっては強力なライバルが出現したかたちだ。

　「普段はファミマだけど、便利さで言うとセブン」とコメントしたのは、新店舗が参入した福岡フジランドビルで勤務する女性。近距離にコンビニが複数あると、商品やキャンペーン内容だけではなく利便性などの購買以外の条件も選択する際の重要な要素になってくるだろう。
　新店舗オープンという話題性に加え、多くのキャンペーンを行なうセブン‐イレブンにやや分があるかもしれないが、一方のファミリーマートもこれまでの実績から一定数のファンを有していると思われる。コンビニ業界トップの座を争う二勢力の、昭和通りを挟んだ睨み合いの日々が始まる――。

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