<水道は国家の成長戦略の材料になり得るか>
麻生太郎副総理・財務大臣は4月19日、ワシントンにあるCSIS(戦略国際問題研究所)で行なった講演後の質疑応答のなかで、日本の「水道の公設民営化」に言及した。「第三のバズーカ」である成長戦略(規制緩和)に関する質問に対して答えたものだ。世界では多くの国で水道が民間会社によって運営されているとした上で、「日本の水道はすべて国営(ママ)、市営、町営でできていて、こういったものをすべて民営化します。(中略)(水道の)公設民営、そういったものも1つのアイデアとして上がってきつつあります」と語った。彼特有のリップサービスなのか、誰かに耳打ちされたのかその真意は定かではないが、水道の民営化については、産業競争力会議でも俎上に上がっている論点であるだけに、「火のないところに煙は立たぬ」類の話と捉えられなくもない...(⇒つづきを読む)
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