24日、競売にかけられていた在日本朝鮮人総連合会中央本部(東京都千代田区)の土地・建物を45億1,900万円で落札した鹿児島市の宗教法人最福寺が、金融機関から融資が相次いで断られていることがわかった。5月10日までに納付できなければ最福寺の落札資格は取り消され、保証金約5億円も没収されたうえで再入札という流れになる。
北朝鮮との関わりが深い法主の池口恵観氏は、「日朝関係を壊したくない」という理由から今回の落札に踏み切ったとされる。すでに大手金融機関と、中央会館および最福寺別院を担保に資金調達する了解を得ていたとされるが、一転、融資を断られる事態に陥ったという。
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