「核のごみ」最終処分場をめぐる鹿児島県南大隅町長の贈収賄疑惑に関連して、TBSは「森田俊彦町長が4年前にさまざまな原発関連施設について誘致活動をする権限を、ある民間人に与える委任状を書いていたことを認めました」と報じた。TBSのインターネットサイト「TBSi」に25日未明掲載された。森田町長は、4月14日の町長選挙で再選されたばかり。
同施設誘致をめぐって、NET-IBと「I・B」は、森田町長が委任状を書いたことをはじめ、小型ボートの譲渡や飲食接待など、仲介した会社社長との癒着や収賄疑惑を連載記事などで報じ、この問題で先鞭をつけていた。刑事事件に発展して当然の汚職事件であり、すでに「週刊朝日」もNET-IBを後追いしている。今後もマスメディアの続報が予想される。
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