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家族葬の新しい形「邸宅葬」~(株)ラック「都府楼 清浄庵」
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2013年4月29日 07:00

 冠婚葬祭業の(株)ラック(本社:福岡市博多区、柴山文夫社長)が、新しい家族葬のあり方を提案する斎場、「西日本典礼 都府楼 清浄庵」(福岡県太宰府市)を、4月1日、オープンした。家族葬の斎場としては、福岡市南区にある「平和 清浄庵」に続く2番目の施設だ。

 「清浄庵」は、同社が、葬儀とは何のために、そして誰のために行なうものなのか、原点に返って見つめなおした結果、生まれた。コンセプトは「感謝を形にした葬儀式の提案」「1日1組限定の貸切型邸宅タイプ」「送る人、送られる人との時間を共有できる空間」という3つ。

 現代の日本における葬儀は、ライフスタイルの多様化にともない様々な形をとるようになった。なかには仮通夜、通夜、葬儀、初七日などの儀式的な要素を取り除き、事務手続き的に行なわれるものもある。思い起こせば、昭和には、ごく当たり前のように亡くなられた方の枕元に集まり、別れを惜しんでいた時代があった。そこでは、家族や縁者同士で故人の思い出を語り合い、感謝をし合うという、心温まる、優しい時間が流れていた。葬儀とは、故人を見送る人生一度きりのセレモニーであり、家族の歴史の節目でもある。「クレド(信条)」を基本信念とし、「日本人の喜び、悲しみといった通過儀礼の施行(サービス)を通じて、民族の儀式文化の応援団になること」をミッションとする同社が、あの豊かな時間を得られる場所を「邸宅葬」として提供したいと考えたのは、自然の流れであっただろう。4月5日から7日に行なわれた内覧会に訪れた人々からも、「本当に家庭で葬儀を行なっているように感じられそうですね」という声が聞かれたという。

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 「邸宅葬」というだけあって、施設にもホスピタリティが行き届いている。葬儀、告別式を行なう「想送の間」は落ち着いた雰囲気の畳部屋で、正座が苦しいという方のために椅子も十分用意している。仮通夜のときなど、夜通し斎場で過ごす場合のためには、自宅と同様に寛げるリビング、ダイニングキッチン、ベッドルームが用意されている。ベッドルームは、ベッド使用に慣れた方のために同斎場が準備した唯一の洋間だ。また、ダイニングキッチンは、広いアイランドキッチンで、語らい合いながら、客自身が自由に調理できる。また、ロビーには、ひとりになりたいとき寛げるように、居心地の良いソファやテレビを配置。本を読んだりして過ごすこともできる。

 過去、葬儀を出した経験のある女性は、「清浄庵」を知って「まさに邸宅葬ですね」と言った。「家庭的でありながら、贅沢な非日常的空間で過ごしているような気になれます。葬儀式のとき、他人行儀な斎場では落ち着かないけれど、日常生活の延長線上からは解放されたいものです。ここは家庭的でありながら心配りも感じられる、行き届いた理想的な空間ですね」――家族葬の新しい形として「邸宅葬」という言葉が、人々の心に届き始めている。

【黒岩 理恵子】

<COMPANY INFORMATION>
■(株)ラック
代 表:柴山 文夫
設 立:1969年12月
所在地:福岡市博多区東比恵3丁目14-25
資本金: 6,575万円
TEL:092-473-0101
FAX:092-473-0090
URL:http://www.j-lac.com/

■西日本典礼 都府楼 清浄庵
所在地:福岡県太宰府市都府楼南5‐4‐20
TEL:092‐919‐5253


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