4月29日、筑紫野市、筑紫野市観光協会、筑紫野市商工会が主催する筑紫野市祭「二日市温泉 藤まつり」が開催された。会場となる天拝山歴史自然公園では出店が並び、物産即売会や吹奏楽や和太鼓などのステージイベントが催されるほか、スタンプラリーやスケッチ大会、足湯も楽しめ、多くの人々が訪れた。
隣接する天台宗椿花山武蔵寺では、樹齢1,300年と言われる満開の藤棚の下、藤田陽三筑紫野市長らとともに、稚児姿のかわいらしい子どもたちも藤供養祭典に参加。関係者とともにおごそかに藤供養が執り行なわれた。武蔵寺は九州最古のお寺として有名で、建立は飛鳥時代(592~710)とも奈良時代(710~784)とも言われている。
毎年、約7,000人もの人々がこの藤まつりに訪れているということだが、同市商工観光課によると「今年はとくに天気にも恵まれたこともあり、約1万人が訪れた」とのこと。地元の町おこしが、藤の花とともに花開いたということだろうか。
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