7月21日に投開票が行なわれると予想される参議院議員選挙まで残り3カ月を切り、全国各地で選挙へ向けた政治活動が活発化している。
福岡選挙区では、現職で外務副大臣の自民党・松山政司参議院議員のほか、新人では、民主党・野田国義 前衆議院議員、共産党・真島省三 元福岡県議といった政治経験者や、日本維新の会から元民放アナの吉田俊之氏、幸福実現党から元学校教員の吉冨和枝氏がそれぞれ名乗りを上げた。このほか、比例区では、4期務めた公明党・木庭健太郎参議院議員の後継に、福岡市出身で風力発電事業に取り組んできた河野義博氏が名乗りを上げ、みんなの党は、元会社経営の古賀輝生氏が福岡を拠点に活動を始めている。
4月に入り、各政党の代表・幹事長クラスが福岡に入って各種演説を行なうなど、参院選の到来を日増しに強く感じさせている状況だ。
公明党は4月3日、木庭参議院幹事長が、JR博多駅前で河野氏と街頭演説を行ない共産党は18日、福岡サンパレスで志位和夫委員長の講演会を開催。民主党は20日、海江田万里代表が福岡入りし、福岡市中央区天神で街頭演説を実施した。そして、5月は12日(日)午後2時から、みんなの党・江田憲司幹事長が、福岡市博多区のTKP博多駅前シティセンターで参加費無料の講演会を開催する予定となっている。
次の参院選は、安倍政権の高い支持率を背景に衆参両院のねじれを解消したい与党と、それに待ったをかけたい野党との間で激しい戦いが予想される。
▼関連リンク
・5月12日、みんなの党・江田憲司幹事長 講演会(PDF)
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