注目度の高さは、来館者数にも如実に現れた。
「TSUTAYA」などを展開するカルチュア・コンビニエス・クラブ(株)(以下CCC)による運営が4月1日からスタートした佐賀県武雄市の武雄市図書館における、リニューアルオープン後の来館者数が5月1日正午時点で、10万人を突破した。
CCCによると、4月30日までの同図書館利用状況は来館者数9万9,358人。昨年度の累計来館者1万9,853人の5倍という結果となった。
樋渡啓祐武雄市長は1日、自身のブログで、「予定をはるかに上回るたくさんの方のご利用に、深く感謝申し上げます。今後も、皆さんのご意見を取り入れながら、どんどん修正して参ります。ご期待ください。6月下旬に、来館者のアンケートを実施します。このアンケート結果を踏まえ、CCCと教育委員会と力を合わせて、武雄市図書館をさらに充実させていきたいと思います」などとコメントしている。
以下、5月1日午後11時45分の樋渡市長のブログを紹介する。
今日、武雄市図書館10万人を突破
昨晩の報道ステーションの影響は凄まじく、午前中、かなりの方がこの番組をご覧になって見えられていたという報告を受けました。今日はまたニュースです。
武雄市図書館の入館者数が、今日(1日)正午に10万人を突破。予定をはるかに上回るたくさんの方のご利用に、深く感謝申し上げます。今後も、皆さんのご意見を取り入れながら、どんどん修正して参ります。ご期待ください。
なお、武雄市図書館のリニューアルオープンから一か月が経過しましたので、4月の実績につきまして、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)のプレスリリースをご覧ください。
ちょうど、今日、設立70周年を迎えた肥前通運(株)様(北方町)より「武雄市図書館の図書購入への活用を!」とご寄付をいただきました。肥前通運(株)様は武雄市町で貨物運送やLPガス事業、損害保険や携帯電話の販売など幅広く事業を展開されており、まさに地域の中核として活躍されています。
2年前の東日本大震災発生時には、市から被災地への救援物資の搬送に際し、震災翌日から迅速に対応いただきました。
頂いた寄付については、特に市民からの要望の高い児童書や絵本を中心とした図書購入に活用させていただきます。肥前通運さん、感謝申し上げます。
前にも書きましたが、6月下旬に、来館者のアンケートを実施します。このアンケート結果を踏まえ、CCCと教育委員会と力を合わせて、武雄市図書館をさらに充実させていきたいと思います。
樋渡氏のブログはコチラ。
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