福岡の調査報道サイト「HUNTER」は５月１日、安倍晋三首相のかかげる「美しい国」の正体について鋭く論じた記事を掲載した。主権回復記念式典開催と、日本の植民地支配と侵略を謝罪した村山首相談話に対する安倍首相の国会答弁を「２つの愚行」として、「国民より国家を優先する安倍首相の政治姿勢」が通底すると指摘した。
　HUNTERは「首相が目指すものは全体主義国家であることがわかってきた。国民より国家―全体主義の先には偏狭なナショナリズムと一体になった軍国主義が待ち構えている。安倍首相が連発する『美しい国』の正体は、つまりは戦前の軍国日本ということなのだ」と断じている。

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