4月30日に、九州電力が発表した2013年3月期決算概要(連結)によると、3,324億円の最終損失を計上。前期から赤字額が倍増し、経営立て直しのため、5月より電気料金を一部値上げする経営合理化策もあわせて発表された。また、それにともなって、九電記念体育館の売却に係る入札が行なわれるなど、保有資産の売却が進められている。現在、同社が売却を検討している不動産は以下の通り。
・九州エネルギー館(福岡市中央区) 売却予定時期 13年6月
・恵比寿荘(東京都渋谷区) 同 14年3月期上半期中
・舞鶴荘(佐賀県唐津市) 同 早期
・指宿保養所(鹿児島県指宿市) 同 早期
・城南クラブ(福岡市中央区) 同 早期
・渡辺通駐車場用地(福岡市中央区) 同 14年3月期上半期中
・社宅跡地など43物件 同 早期
一等地に立地する資産も含まれていることから、売却先については注目を集めそうだ。
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