4月下旬、第3回北九州市オンリーワン企業が決定した。北九州市では、2009年から2年に1度、北九州オンリーワン企業を認定している。同市が認定するオンリーワン企業とは、独創的な製品や技術、サービスを提供する優れた中小企業のこと。同市は企業からの応募を受けた後、調査および審査を経て、認定しており、認定後はPR冊子の作成、全国紙への広告掲載、ホームページでの紹介などで企業プロモーションを支援する。
09年の第1回、11年の第2回に続き、今回が3回目の認定となる。これまでの2回は国内外で高いシェアを誇る製品を製造する企業を選んできたが、今回からはそれに加え、提供されるサービスや地域社会における社会貢献度も審査の対象となった。同市中小企業振興課は、「審査対象の範囲を広げたのは、市内には優れた企業がたくさんあり、より多くのなかから企業を選ぶため」と答えた。
今回大賞に選ばれた宝石・めがねのヨシダ(北九州市門司区)では、補聴器購入者のみが参加できるピアノコンサートを開催し、周りに気兼ねなく音楽を楽しむ場を提供している。また、社員の誕生日を「真の母の日」とし、親孝行するように奨励、休日を与えるなど、従業員を大切にする経営実践などが評価された。
以下、今回認定された大賞3社、特別賞3社。
▼関連リンク
・北九州市ホームページ 「オンリーワン企業」
・北九州市中小企業支援センター「第3回オンリーワン企業決定」
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