NET-IBでは、SNSやブログで情報発信を行なっている佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏のブログを紹介している。
佐賀県武雄市の樋渡啓祐氏は、5月13日にカンボジア副首相と会談を行なった。そのなかで、武雄市は、港湾背後地の大規模農地整備や灌漑整備の提案を行なったことについて掲載している、5月13日午後11時18分のブログを紹介する。
カンボジア副首相と会談
今、トランジットで、シンガポール・チャンギ国際空港にいます。これから、深夜便で、福岡国際空港へ。明朝8時半に着きます。
三泊五日の強行軍でした。初日、シンガポールで、FB良品の海外進出の打合せ、翌日、プノンペンに飛び、タケオ州へ。往復車で4時間。そして、今日は、カンボジア副首相と会談に臨みました。フンセン首相の側近中の側近で、内務大臣も兼ねておられ、会談には、なぜか、軍や治安当局の方も同席されていました。異例の1時間弱の会談に。
大阪維新の会の森府議、アレンジして頂いた、シンガポール在住の木島さんらとともに、いろんな話ができました。大阪は、プノンペン周辺の港湾整備に乗りだそうとされていますし、武雄市は、港湾背後地の大規模農地整備や灌漑整備の提案をしたところ、カンボジア米を全世界に新たな港湾を通じて売り出そうとしていた矢先の話で、とても興味深く聞いて頂きました。しかし、雨季は農地の半分が浸かって使い物にならない、と副首相がおっしゃっていましたが、武雄市も昔はいつも洪水で水浸し。この状態を克服しながら、今や、「さがびより」を中心とする米所に。私がこの話をしたら、ぜひ、ノウハウを提供してほしい、とのことでした。
今後は、大阪市(大阪府)と武雄市と組ながら、面として、日本のインフラを売り出す必要があると痛感。紆余曲折あると思いますが、一つ一つ丁寧に問題を解決していきます。また、合間合間にさまざまな方と打合せと朝、昼、晩の会食。海外出張は遊びでは無いので、いつもこんな感じですが、今回は、カンボジア側に熱気があったので、打合せも丁々発止、熱を帯びました。
お世話になった関係者の皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。
樋渡氏のブログはコチラ。
※記事へのご意見はこちら