15日、(株)富士ピー・エス(本店:福岡市中央区、長尾德博社長)は、5月10日付で国土交通省から、「プレストレスト・コンクリートによる橋梁の新設工事談合に伴う損害賠償請求」を受けたと発表した。
同社は、国土交通省関東地方整備局、近畿地方整備局および福島県が発注するプレストレスト・コンクリート橋梁工事について、2004年10月15日付で公正取引委員会から独占禁止法違反による排除勧告を受けた。10年9月21日付で独占禁止法違反と審決され、同年10月22日確定した。
これにともなう課徴金および違約金については納付済みであるものの、5月13日、国土交通省から民事上の損害賠償の請求を受けたとしている。
なお、同損害賠償請求相当額については、11年3月期に特別損失としてすでに引き当て計上している。
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