調和工業九州(株)
回復基調に乗るか
マナティックジャパン(同)
糖質サプリメントのパイオニア、業況厳しく
■菓子販売(福岡)/(株)遠賀屋 ほか4社
特別清算開始決定 負債総額 約4億円
代 表 : 森山 敏弘
所在地 : 福岡県飯塚市平恒432-6
設 立 : 1992年2月
資本金 : 5,500万円
売上高 : (11/5)約4億2,400万円
(株)遠賀屋、(株)AFCO、(株)SERGE JAPON CO.LTD.、(株)花林冬、(株)東京さかえ屋(いずれも同所、同代表清算人)の5社は、4月18日、福岡地裁飯塚支部から特別清算開始決定を受けた。負債総額は、5社合計で約4億円が見込まれる。
■商品販売促進事業ほか(熊本)/スリーエー
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約4,200万円
代 表 : 加藤 修一
所在地 : 熊本市南区奥古閑町3282
設 立 : 1993年7月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (12/6)2,265
同社は、4月12日に熊本地裁に破産手続を申請、4月17日に開始決定を受けた。申請代理人は奥村惠一郎弁護士(熊本あさひ法律事務所、熊本市中央区南坪井町1-1、電話:096-312-3311)。破産管財人は平野誠司弁護士(平野法律事務所、熊本市中央区京町1-12-2、電話:096-327-0301)。負債総額は約4,200万円が見込まれる。
■とび・土工工事ほか(熊本)/(株)東商
【続報】債権者判明 負債総額 6億9,243万円
代 表 : 緒方 洋一
所在地 : 熊本市中央区水前寺6-10-29
設 立 : 1983年4月
資本金 : 2,000万円
売上高 : (11/7)12億5,254万円
弊誌5月2日号「モルグ」などで既報の同社の債権者が判明した。同社は4月19日に熊本地裁より破産手続開始決定を受けていた。申請代理人は髙野正晴弁護士(髙野正晴法律事務所、熊本市中央区内坪井町9-55、電話:096-324-8701)。破産管財人は吉井秀広弁護士(ひまわり総合法律事務所、熊本県合志市幾久富1758-267、電話:096-248-7474)。負債総額は6億9,243万円。
■写真スタジオ経営(長崎)/(有)トータルフォトスタジオ・ココ
採算割れ 破産手続開始決定 負債総額 約1億1,900万円
代 表 : 黒川 友成
所在地 : 長崎市浜町7-1
設 立 : 2002年6月
資本金 : 3,000万円
売上高 : (12/5)約1億4,000万円
4月19日、同社は長崎地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は大西由紀子弁護士(大西由紀子法律事務所、長崎市万才町6-11、電話:095-829-2377)。負債総額は約1億1,900万円。
■特集・地場企業動向 九州電力 vs 西部ガス
コスト削減進むも収益悪化 九州電力、2012年度の決算概要
東京電力福島原子力発電所の事故以降、原発停止もあって厳しい経営環境が続く電力各社。九州電力の2012年度決算は、過去最悪と言われた2011年度決算よりも、さらに厳しい内容となった。
○赤字額は対前年比倍増
○BSは後退の一途
○原発再稼働が大前提
■特集・地場企業動向 九州電力 vs 西部ガス
分水嶺に立つ電力システム 日本の未来を見据えた選択を
原発を再稼働すべきか否か―。電力は国民生活に欠かせないインフラの1つだ。そのインフラが今、揺らぎに揺らいでいる。原発を止めるのか動かすのかは依然不透明であり、それゆえコストの高い火力発電をフル稼働させているのが現状だ。需要家は高い電気料金を払い、電力会社は米びつの底が見えるほどに蓄えを失っていっている。将来、どのようになってしまうのか。また、どのような状況が好ましいのか。原発、再生可能エネルギー、電力の自由化というキーワードから電力会社の将来を考える。
○露見した原発の恐ろしさ
○太陽光発電の普及と限界
○再生エネ普及と電力自由化
■特集・地場企業動向 九州電力 vs 西部ガス
「食」「住」の出口戦略鮮明に 多角化で事業拡大図る
西部ガスグループ
都市ガスというライフラインを軸に、事業の多角化を進める西部ガスグループ。5月7日、天然ガスやガス機器・システムの先進性や環境性を伝える新たなコンセプトワードとして、「ガ、スマート!」を導入すると発表した。また8日、福岡中央魚市場(株)を子会社化。先手を打って「食」「住」の分野を抑えるという出口戦略が鮮明になっている。
○ガス事業を軸にさまざまな分野へ進出
○設備投資先行型で原油価格上昇に対応
○オール電化需要は減少傾向 ガスは堅調に推移
○包括的な食環境づくり グループ相乗効果狙う
■特集・地場企業動向
南九州のボトラー子会社化で西日本網羅 さらなる再編も
コカ・コーラウエスト(株)
4月1日、コカ・コーラウエスト(株)は、南九州コカ・コーラボトリング(株)を子会社化した。これで西日本地区のボトラーはかつての4社から実質的に同社グループへ集約された。現段階では国内で群を抜く規模だが、今夏には関東地区のボトラー統合が控える。人口減や猛追する競合など、変貌する環境はさらなる再編の可能性を予見させる。
○隣接ボトラーに恵まれ順調に拡大
○清涼飲料部門は両社とも減収続く
○関東地区4社が経営統合へ
○連携強化により将来的には1ボトラーも
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