福岡市が実行委員会方式で行なっている事業への市からの投入資金が、累計で約60億円に上っていることが、福岡の調査報道サイト「HUNTER」の取材でわかった。
過去、同方式で行なわれた事業のいくつかが、不適切な経理処理などで問題を起こした。対象事業は、同サイトが報じた「アイランドシティこどもっと! だいがく」「中高生夢チャレンジ大学」のほか、「アジア文化賞」などがあり、「ロボスクエア」のように贈収賄の舞台となった事業もある。
同サイトは、不正の温床となりかねない同事業の問題点に改めて注目。平成20年度から25年度までの同方式による事業の名称と、それぞれの支出額を綿密に調査し、年度ごとに事業件数と支出額をまとめ、考察している。添付された資料によると、6年間で実施された同方式による事業は延べ1,002件にものぼる。
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