食品産業の発展と新たな市場開拓を目的とした日刊工業新聞社主催「第23回西日本食品産業創造展'13」が5月15~17日の3日間、マリンメッセ福岡で開催された。「食の未来を考える」を大きなテーマとし、「食」に関するさまざまな工程にスポットを当てた展示やセミナー、イベントなどが実施された。初日から2日間はビジネスデーだったが、一般・学生も入場可となったきょう(17日)の会場は、多くの人で溢れかえっていた。来場者数は3日間で21,463人。(公式HPより)
13ある展示コーナーでは「九州の生産基地拡大を目指して」をテーマとした"食肉・水産・農産加工機器ブロック"や「ハードからソフトまで、繁盛する店づくり」をテーマとした"店舗サービス・店舗開設・販売支援ブロック"などに、さまざまな業種の企業が出展。食品そのものについてだけでなく店舗運営や衛生・品質管理といった、食品を消費者へ届ける過程についての提案もなされ、展開の幅広さをみせた。
イベントコーナーも多くの人で賑わった。「サマーバレンタインフェスタ」のコーナーでは、七夕を連想させるデザインのお菓子やお弁当、小物などを展示、爽やかで心温まるデザインが、癒しの空間を演出していた。
企業経営者だけでなく、一般の方も食の未来を考えることができるこのイベント、来年は5月21~23日の3日間に開催される予定だ
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