17日、コーアツ工業(株)(本社:鹿児島市、白石純孝社長)は、5月10日付で国土交通省から損害賠償請求を受けたと発表した。
同社は、国土交通省関東地方整備局および近畿地方整備局が発注するプレストレスト・コンクリート橋梁工事について、2004年10月15日付で公正取引委員会から独占禁止法違反による排除勧告を受けていた。その後、10年5月26日付で独占禁止法違反との審決を受け、同年6月25日に審決が確定した。
これにともなう課徴金および違約金は納付済みであるものの、13年5月13日に国土交通省から民事上の損害賠償の請求を受け、現在、請求内容の精査などを現在行なっているとしている。
なお、損害賠償請求相当額については、10年9月期に特別損失として引き当て計上している。
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