中国南部最大の経済圏とされる広東省に進出を目指す企業に向けたビジネスセミナーが5月29日、熊本市の全日空ホテルで開催される。
広東省の中心地、広州市や深セン市などは90年代、出稼ぎ労働者を活用した労働集約型の外資系企業が多数進出し、2000年代には広州市内に日経自動車メーカーが工場地として進出するなど、日系の企業は2,000社を超えているという。しかし最近では、コスト高、中国系企業の台頭などを背景に、労働集約型のビジネスモデルに対しては、環境が急変していて、これまでの広州エリアでの経済発展モデルは変貌を遂げているという。
今回のセミナーのテーマは「変貌する華南経済と日系企業が直面する事業環境」。講師は、ジェトロ広州事務所に勤務する森路未央氏。現在の同エリアの状況を紹介するとともに、大都市・香港に隣接する地域ならでは食品市場などの新興産業の発展状況についても紹介する予定。広州に進出を目指す企業にとっては興味深いセミナーとなるだろう。参加費無料。
<日 時>
5月29日(水)午後2時~午後3時30分
<場 所>
熊本全日空ホテルニュースカイ
(熊本市中央区東阿弥陀寺町2)
<参加費>
無料
<定 員>
約30人
<お問い合せ>
JETRO熊本
TEL:096-324-0751
<締 切>
5月27日(月)
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