きょう(30日)、福岡地方裁判所において、今年1月に破産した「シティデンタルクリニック」を運営する医療法人樹啓会の債権者集会が開かれた。
ある債権者によれば、理事長だった矢野匡氏は冒頭「自分の力不足で皆さまにご迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪の意を表したという。続けて破産管財人を務める山本紀夫弁護士から、破産に至る経緯について説明がなされたようだ。
その後、債権者からの質問で集中したのが、破産直前のカネの不透明な流れについてだったという。破産管財人によれば、「銀行口座を介していない現金があり、詳細はこれから調査する」という回答だったとされる。
次回の債権者集会は、9月5日(木)に開かれる予定。
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