アプライド(株)
販売不振で赤字転落
(株)エコひろなか
再び業績急落
■建材加工卸(福岡)/九州大倉住研(株)
販売不振 特別清算開始決定 負債総額 約10億円
代 表 : 堀田 義生
所在地 : 福岡県糟屋郡新宮町的野740-4
設 立 : 1983年4月
資本金 : 9,500万円
弊誌2003年5月15日号「SIC」で既報の同社は、5月15日に福岡地裁より特別清算の開始決定を受けた。負債総額は約10億円が見込まれる。
■衣料品・雑貨等のネット販売(福岡)/(株)イーグッズマート
販売不振 破産手続開始申請 負債総額 1億2,771万円
代 表 : 児島 宏司
所在地 : 福岡市博多区板付1-9-21
設 立 : 2003年5月
資本金 : 300万円
売上高 : (12/6)約1億円
5月10日、同社は事業を停止し、22日に福岡地裁へ破産手続の開始を申請した。申請代理人は李博盛弁護士(李法律事務所、福岡市中央区赤坂1-3-12、電話:092-741-0410)。負債総額は1億2,771万円。
■果物店経営(福岡)/(有)青木果実店
販売不振 破産手続開始決定 負債総額 約3,800万円
代 表 : 青木 鈴香
所在地 : 福岡県久留米市日吉町15-7
設 立 : 1953年3月
資本金 : 350万円
売上高 : (12/3)約3,000万円
5月13日、同社は福岡地裁久留米支部より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は古谷友佳弁護士(のぞみ法律事務所、福岡県久留米市城南町22-10、電話:0942-36-6300)。負債総額は約3,800万円。
■船舶造修(大分)/(株)南海工業 ほか1社
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約1億9,700万円(2社合計)
代 表 : 長沢 啓三
所在地 : 大分県臼杵市下ノ江1200
設 立 : 1975年3月
資本金 : 300万円
売上高 : (12/9)約2億5,500万円
同社および関連会社の(有)平成(大分県佐伯市鶴望806、同代表)は、5月14日に大分地裁へ破産手続の開始を申請し、同20日に開始決定を受けた。申請代理人は生野誉士弁護士(弁護士法人いつき法律事務所、大分市荷揚町10-13、電話:097-537-1133)。破産管財人は渡辺耕太弁護士(渡辺法律事務所、大分市中島西3-2-26、電話:097-538-2126)。負債総額は同社が約1億4,000万円、平成が約5,700万円、2社合計で約1億9,700万円。
■ILC誘致キャンペーン 九州に宇宙は生まれるか!?
九州に宇宙をつくれ! ビッグバン直後の状態を再現するILC
物質は原子からできている。原子は素粒子からできている。素粒子とは何だろう。その疑問に答えるには、人類の科学は万全ではないらしい。昨年、ヒッグス粒子らしきものが欧州原子核研究機構(CERN)で発見された。この存在は従前より予言されていたものだが、それでも実際にあった(可能性が高い)ということがわかったのは大きい。その粒子、実はほとんど何もわかっていないのである。その謎を解明する施設が、「ILC(国際リニアコライダー)」である。ヒッグス粒子は、既知の素粒子とはまったく性質を異にする。その性質を解明することは宇宙の構造、始まりの一端を知ることにつながる。知への探究の最先端―それがILCなのだ。
○ビッグバンをつくり出せ
○何がわかるかわからない それほど最先端の科学
○日本に設置することへの期待
■ILC誘致キャンペーン 九州に宇宙は生まれるか!?
《インタビュー》
100年前は電子も何の役に立つか不明だった
自然科学は後の世の発展につながる可能性も
九州大学 理学研究院物理学部門 先端素粒子物理研究センター
准教授 吉岡 瑞樹 氏
ILCは、素粒子の謎を解明するのに役立つ可能性を大いに秘めている。その意義について九州大学理学研究院の吉岡瑞樹(よしおか・たまき)准教授に話を聞くと、「ILCでわかるかもしれない謎は、すぐには世の中の役に立つことはないだろう」と語る。しかし、「自然科学は歴史において産業と結びつき、人類の発展に貢献してきた」とも語る。吉岡氏は自然科学について、以下のように語ってくれた。「自然科学者は農家と同じ。最高の野菜をつくることしか考えていない。どう料理するかは料理人が考えることである」と。
○ヒッグス粒子の謎に挑む
○何に役立つかはわからない それほどの先端科学
○自然科学者は農家と同じ 最高の研究をすることが使命
■ILC誘致キャンペーン 九州に宇宙は生まれるか!?
ILC誘致によって九州はどう変わるか
○WWWを産んだCERN
○地場企業にもチャンスあり
■ILC誘致キャンペーン 九州に宇宙は生まれるか!?
日本が最有力候補 強みと熱意で脊振山地に呼び込め
○国内候補地になれば実現可能性は一気に上がる
○国際都市の強みと住民の熱意
■ILC誘致キャンペーン 九州に宇宙は生まれるか!?
脊振山系の自然を愛する市民団体がILCの誘致に期待するもの
福岡市は、都心から車で1時間も走れば、森林浴や自然観察を楽しめるような場所に行ける。その1つ、福岡県と佐賀県の境に連なる脊振山系の魅力を守り、人々に伝えていくために発足したのが「脊振の自然を愛する会」だ。近年、同地へのILC研究所誘致が話題になっているが、同会は賛同を示している。はたして科学と自然の共存について、どのような目を向けているのか。
○人知れず在る自然の偉大さに魅せられて
○道標整備を通して清掃登山活動も自発的に発足
○脊振の自然を愛する心が世界に広がるのであれば
■インタビュー
新社長に聞く 地場設備工事会社としての使命
進興設備工業(株) 代表取締役社長 大野 史朗 氏
『誠意と迅速な仕事』を実践し、創業から半世紀以上の現在も、地場業界の誰もが認めるナンバーワン企業の進興設備工業㈱。前社長の的野敢氏(現取締役会長)からバトンタッチを受け、今年4月に社長に就任した大野史朗氏。就任の心境と、地場業界を牽引する同社の未来図について、話を聞いた。
○基本に忠実
○工事施工部の充実
○真のプロの育成
■情報ファイル
サークルKサンクスからの店舗鞍替えが相次ぐ
全国のコンビニエンスストアは、2012年10月末で飽和状態とされる5万店をあっさり突破。他社のエリアフランチャイザーのぶんどり合戦が始まった。これまで他社の地域運営会社の乗っ取りはコンビニ業界のタブーだったが、新しい店を出すための好立地がなくなり、仁義なき戦いに突入した。草刈場になったのが、コンビニ業界第4位のサークルKサンクス。サンクスの店名は、消滅のピンチに立たされている。
○南九州サンクスがローソンに鞍替え
○草刈場はサンクスの地域運営会社
○CVSベイエリアの争奪戦
○セブン-イレブンが四国初上陸
○サンクスの看板が九州から消える
■コリアントレンド
日韓関係はかつてない混迷期へ 韓国に広がる"対日恐怖心"
円安ウォン高が続くなか、橋下徹大阪市長の「慰安婦発言」、韓国・中央日報の「(神の)神罰だ」コラムなど、日韓関係が荒れている。また、安倍晋三首相の側近が訪朝したことに対しても、韓国は過敏に反応している。高まる韓国経済の危機感からか、日本の動向に過敏に反応する状況はいつまで続くのだろうか。
○日韓間に吹き荒れる乱気流
○「日朝交渉」機運に前駐日大使が牽制球
○高まる韓国経済の危機感
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