(株)立花屋
積極出展があだとなり経営再建中
(株)キトサンコーワ
社長は公判中、事件後に取引中止も
■水産練製品製造卸(福岡)/(株)カネモリ
【続報】債権者判明 負債総額 9億1,641万円
代 表 : 山﨑 勝広
所在地 : 福岡市中央区港1-2-21
設 立 : 1974年7月
資本金 : 2,200万円
売上高 : (12/6)20億4,215万円
弊誌4月11日号「モルグ」で既報の同社の債権者が判明した。同社は、5月27日に福岡地裁より破産手続開始決定を受けていた。申請代理人は森中剛弁護士(弁護士法人金子法律事務所、福岡市中央区赤坂1-6-11、電話:092-712-0070)。破産管財人は佐藤至弁護士(佐藤・林法律事務所、福岡市中央区大名2-4-22、電話:092-712-6543)。負債総額は9億1,641万円。
■贈答品卸・小売(福岡)/(有)ギフトショップヨコタ
採算割れ 破産手続開始決定 負債総額 約6,300万円
代 表 : 横田 和勝
所在地 : 福岡県飯塚市天道350
設 立 : 2000年6月
資本金 : 300万円
売上高 :
5月21日、同社は福岡地裁飯塚支部から破産手続開始決定を受けた。破産管財人は休場明弁護士(きゅうば法律事務所、福岡県直方市湯野原2-14-24、電話:0949-29-0030)。負債総額は約6,300万円。
■家具製造(福岡)/大日家具工業(株)
【続報】債権者判明 負債総額 約4億2,900万円
代 表 : 田中 幸年
所在地 : 福岡県筑後市大字水田527
設 立 : 1983年4月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (11/8)約4億2,000万円
弊誌4月4日号「モルグ」で既報の同社の債権者が判明した。同社は5月27日に福岡地裁柳川支部より破産手続開始決定を受けていた。申請代理人は春山九州男弁護士(春山法律事務所、福岡市中央区大名2-10-23、電話:092-712-2458)ほか。破産管財人は内田省司弁護士(のぞみ総合法律事務所、福岡県久留米市城南町22-10、電話:0942-36-6300)。負債総額は約4億2,900万円。
■造園工事(熊本)/(株)盛樹園
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約4,400万円
代 表 : 服部 幸人
所在地 : 熊本県荒尾市下井手165-2
設 立 : 1980年12月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (12/7)約3,600万円
5月13日、同社は熊本地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は益田博文弁護士(熊本あさひ法律事務所、熊本市中央区南坪井町1-1、電話:096-312-3311)。負債総額は約4,400万円。
■特集・現代世相の裏側
偽装質店の違法金利から見える今も昔も変わらぬ本質
今年に入って、いわゆる「偽装質店」の警察による摘発が全国で相次いでいる。その背景には、生活費に窮する高齢者、そしてそれを食い物にせんとする悪質業者の存在が浮き彫りとなった。
○違法な高金利で現金を貸し付ける
○年金を担保に自動引き落とし返済
○高齢者の安心感につけこむ悪質業者
■特集・現代世相の裏側
なぜ「偽装質屋」事件が起きたのか?
貸金業界の変遷と消えないヤミ金の存在
時代が代わり貸金業に関する法律が変わっても、ヤミ金の被害者は後を絶たない。出資法の金利引き下げによるグレーゾーン金利の撤廃も、賛否両論渦巻く状況だ。貸金に関わる法改正は、果たして社会を正しい方向に導いているのだろうか。
○サラ金や商工ローン問題からグレーゾーン金利撤廃へ
○例外の日掛け金融と質屋が悪質業者の温床になった例も
○ヤミ金問題が浮き上がらせたセーフティーネットの問題
■特集・現代世相の裏側
思考不全(うつ病)による自殺者を1万人以下に
自然治癒力を活用した「さがら療法」
NPO法人 人間賛歌 理事長 相良 五郎 氏
うつ病は、難しい病気ではない。メカニズムさえわかれば、自力で防ぐことも改善させることが可能だ。NPO法人人間賛歌理事長の相良五郎氏は、うつ病を「思考不全」と呼び、人が本来誰しも持っている「自己治癒力(感情のコントロール)」を活かした「さがら療法」によってこれを克服すれば、非常に強い人間になれる、と考えている。社会のリスクと思われているうつ病(以下、相良氏の言葉の部分は、『思考不全』を用いる)は、社会において貴重な人材を生む。
○うつ病は心の病 まずは心の仕組みを知ること
○「脳の病」と「心の病」を見分ける
○兄たちの長期入院が福祉業界で生きるきっかけに
○連想を生む「思い込み」の弊害
○自然に囲まれた環境こそが学び舎
■流通大競争時代
アベノミクスで減収幅縮小 九州百貨店7社の前期決算
九州大手百貨店7社の前期決算(2013年2~3月期)は、増収は鶴屋百貨店と博多阪急の2社にとどまり、経常増益は赤字幅の縮小した岩田屋三越を除きゼロだった。「アベノミクス」効果で昨年後半から高額品の販売が持ち直し始めたことで、減収だった企業も前年に比べ、減少率は縮小した。ただ、主力のアパレルは回復が遅れ、収益改善も足踏み状態。売上が上向くのは、中間層に景気拡大の恩恵がおよぶ今秋以降になるとの見方が強い。
○増収は鶴屋と阪急2社
○高額品の販売回復
○岩田屋三越、営業黒字に転換
○井筒屋、リストラ効果一巡
○総額50億円かけ改装
○博多大丸、天神店は増収転換
○鶴屋、改装で10期ぶり増収
○中間層の需要増に期待
■情報ファイル
名門ゴルフ場、太平洋クラブのスポンサーはパチンコのマルハンに決定
会社更生手続中の名門ゴルフ場、太平洋クラブ(東京都港区、永沢徹管財人)グループの再建支援企業に、パチンコホール最大手のマルハンが決まった。昨年1月下旬の民事再生手続開始申立から1年3カ月。アコーディア・ゴルフをスポンサーとする民事再生計画案が会員によって否決され、会社更生手続に移行するという紆余曲折を経て、ようやく決定した。
○マルハンが270億円の新株を引き受け
○担保権取得が決め手
○ボウリング場で抱えた大借金を完済
○ゴルフ場をパチンコマネーが席巻
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