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植草一秀氏の新刊『アベノリスク』が7月初旬に発売
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2013年6月14日 17:18

 NET-IBでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事から一部を抜粋して紹介する。今回は、7月初旬に発売予定の『アベノリスク-日本をメルトダウンさせる7つの大罪』について言及した、6月13日付の記事を紹介する。


 「アベノミクス」が絶賛されてきたが、「アベノミクス」そのものは、表面上の剥がれやすいメッキである。
 すでに、その一部が剥がれ始めて、美しくはない地肌が顔をのぞかせ始めている。
 「アベノミクス」のメッキの下から現れる本体、実体、実相が「アベノリスク」である。

 副題は、日本を融解=メルトダウンさせる7つの大罪、である。

 安倍政権に内包されている7つのリスクを明らかにする。
 7つのリスクとは、インフレ・消費税大増税・TPP・原発・シロアリ増殖・憲法改変・戦争である。
 新約聖書の最後に位置された「ヨハネの黙示録」をご存じだろうか。『新約聖書』の中で唯一預言書的性格を持つ書である。

 第1の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、血のまじった雹(ひょう)と火とがあらわれて、地上に降ってきた。そして、地の3分の1が焼け、木の3分の1が焼け、また、すべての青草も焼けてしまった。

 第2の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、火の燃えさかっている大きな山のようなものが、海に投げ込まれた。そして、海の3分の1は血となり、 海の中の造られた生き物の3分の1は死に、舟の3分の1がこわされてしまった。

 第3の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきた。そしてそれは、川の3分の1とその水源との上に落ちた。この星の名は「苦よもぎ」と言い、水の3分の1が「苦よもぎ」のように苦くなった。水が苦くなったので、そのために多くの人が死んだ・・・と続く。

 『アベノリスク』とは、日本にもたらされる7つの大きな災厄である。
 第1のラッパが吹き鳴らされると、日銀の資産を大幅に劣化させてまで誘導される激しいインフレが、政府と企業だけを救い、国民は大いに苦しめられた。

 第2のラッパが吹き鳴らされると、大増税が始まり、アベノミクスへの期待効果によって生まれたわずかな株高などは簡単に吹き飛ばされた。

 第3のラッパが吹き鳴らされると、TPP加盟によって美しい国土は荒れ地と化し、米国市場原理主義の猛威が日本社会を荒廃させた。

 第4のラッパが吹き鳴らされると、活断層の上の原発がいつのまにか続々と再稼働し始め、人々は原発事故の悪夢に怯える日々を過ごした。

 第5のラッパが吹き鳴らされると、血税を食い荒らすシロアリ官僚がますます増殖し、再び増額された巨大公共事業・役人利権予算に群がった。

 第6のラッパが吹き鳴らされると、権力の横暴を防ぎ止める役割を担っていたはずの憲法が、国家権力によって次々と都合よく改悪され、国民主権や基本的人権がないがしろにされた。

 第7のラッパが吹き鳴らされると、憲法改悪によって戦争への道が切り開かれ、集団的自衛権の名のもとに日本が報復攻撃の対象とされ......

※続きは、メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(有料)」第591号 「アベノリスク-日本をメルトダウンさせる7つの大罪-」にて。


▼関連リンク
・植草一秀の『知られざる真実』


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