昨年春、平成24年度事業計画において、単年度黒字の達成を掲げた(株)博多座。同社の芦塚日出美社長は、NET-IBの取材に対し、「6月には、約5,000万円ですが、公約を果たせたと報告することができそうですよ」と、語って公表準備を進めていた。
博多座は、2010年度から11年度にかけて赤字経営が続いた。この件については、既報の通りである。
その渦中、芦塚社長は博多座の代表取締役社長に就任。経営の問題点を徹底的に洗い出し、改善に向けて黙々と取り組んだ。NET-IBでは、博多座が2011年に再起をかけて経営改善計画を立てた頃に行なった芦塚社長への取材から、今後の博多座の営みに新しい風が吹き込むことを感じ、注目してきた。そこには、低迷する中小企業に必須の経営戦略があったと確信する。
これら博多座の営みを含め、NET-IBでは6月21日より、長期連載を開始する。
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