（株）牛津蒲鉾
減収下に不良債権発生
ミレー（株）
無農薬野菜通販の雄、風評被害で債務超過に
■内装工事ほか（福岡）／（株）ティー･エム･ジェイ
放漫 破産手続開始決定 負債総額 １億688万円
代 表 ： 井口 紘壮
所在地 ： 福岡市南区清水1-24-31
設 立 ： 2004年２月
資本金 ： 600万円
５月15日に福岡地裁へ破産手続の開始を申請していた同社は、６月12日に同地裁から開始決定を受けた。申請代理人は田中雅敏弁護士（明倫国際法律事務所、福岡市中央区天神1-6-8、電話：092-736-1550）。破産管財人は橋山吉統弁護士（福岡清新法律事務所、福岡市中央区赤坂1-16-13、電話：092-715-4461）。負債総額は１億688万円。
■フランス料理店経営（福岡）／（有）ラ・ヴィ・吉田安政ライフ研究所
破産手続開始決定 負債総額 約１億1,000万円
代 表 ： 吉田 安政
所在地 ： 福岡市中央区桜坂1-6-22
設 立 ： 1992年２月
資本金 ： 300万円
売上高 ： （11/5）約２億円
５月28日、同社は福岡地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は川副正敏弁護士（川副・大神・福地法律事務所、福岡市中央区大名2-4-30、電話：092-741-1236）。負債総額は約１億1,000万円。
■リフォーム工事（福岡）／（株）ライフ・21
【続報】債権者判明 負債総額 約３億4,800万円
代 表 ： 森田 敏裕
所在地 ： 福岡県八女市立野131-3
登記上 ： 福岡県八女市立野90-1
設 立 ： 1999年９月
資本金 ： 1,000万円
売上高 ： （12/8）約７億4,000万円
弊誌３月28日号「モルグ」などで既報の同社の債権者が判明した。同社は、５月28日に福岡地裁から破産手続開始決定を受けていた。申請代理人は古賀美穂弁護士（あおば総合法律事務所、福岡市中央区大名2-2-26、電話：092-725-5076）。破産管財人は伊達健太郎弁護士（伊達法律事務所、福岡市中央区大名2-4-30、電話：092-714-2000）。負債総額は約３億4,800万円。
■建築工事ほか（宮崎）／（有）大宮ハウジング
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約１億300万円
代 表 ： 安藤 正史
所在地 ： 宮崎市下北方町牟夕田1193-1
設 立 ： 1993年９月
資本金 ： 500万円
売上高 ： （12/8）４億3,107万円
６月６日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は小城和男弁護士（小城和男法律事務所、宮崎市旭1-7-12、電話：0985-22-1751)ほか１名。負債総額は約１億300万円が見込まれる。
■特集・地方都市商工会の在り方
宮崎経済の浮揚を図る 商工会議所の取り組み
宮崎商工会議所
全国に存在する商工会議所において、宮崎商工会議所の米良会頭がこのところ注目を集めている。2010年11月に宮崎商工会議所の会頭に就任した米良氏は、宮崎市を中心に電気、電設、設備、工事資材の総合販売を行なう米良電機産業（株）の代表取締役社長を務める人物だ。会頭就任から約２年半。米良会頭就任後の商工会議所による取り組みおよび、米良グループが宮崎に与えた影響について振り返ってみよう。
○行動力で牽引 中心市街地活性化を図る
○「にぎわい」の創出 集客力のあるまちづくり
○産業の土台を守りつつ起業しやすい街へ
○会頭企業は宮崎有数の企業グループ
○継続的な経営支援で地場企業を活性化
○宮崎の永続的な発展に注力
■特集・地方都市商工会の在り方
高い組織率と強烈なリーダーシップ １万の中小企業を牽引
久留米商工会議所
福岡市、北九州市に次いで福岡県内で３番目に多い人口を有する久留米市。2005年２月に久留米市、北野町、田主丸町、城島町、三潴町の4町を加えた人口は30万5,766人（13年６月１日現在）となり、08年４月１日に中核市に昇格した。昔からブリヂストンをはじめとしたゴム産業が有名で、同社をはじめ、ムーンスター、アサヒコーポレーションの知名度は全国規模。筑邦銀行、電線ケーブルなどを製造する大電といった大企業のほか、中小企業が約1万社ある。これらの企業を牽引しているのが久留米商工会議所だ。
○戦後復興に貢献した商工会議所
○活気があった20年前 １日２万人も
○人通りは回復も週末は苦戦 商店主たちはさまざまな試み
○市民の声を二分した久留米市総合都市プラザ
○強烈なリーダーシップで組織を牽引
○郷土愛は立派だが しかし、本業は...
■経済事件簿
偽装質屋、口座振替を悪用 消費者団体の警告は生かされなかった
全国で警察による摘発を受けている「偽装質屋」が食い物にしたのは年金生活者や公的給付を受けている"生活弱者"だった。「アオキ」や「えびす」の名前で質屋を装って違法な高金利で現金を貸し付けていたとして、（有）ダイギンエステートと（株）恵比寿の経営者大山晟徳容疑者（福岡市東区舞松原5）らが出資法と貸金業法違反の容疑で逮捕された事件では、銀行口座からの自動引き落としが悪用された。昨年７月にはNPO（特定非営利活動）法人からの警告が出されていながら、なぜ被害の拡大を防げなかったのか。被害の実態を追った。
○偶数月15日に限って高齢者らが行列する「質屋」
○2010年に警告はあった 裁判所が「年金口座振替は違法」
○Qネット悪用防ぐ対策 銀行は、CSO指摘を生かせず
○一貫して年金を食い物に 大山容疑者らの蓄財メスが入るか
■群雄割拠の健食薬系事情
売上高1,000億円を視野に、チェーンストア経営へ 調剤併設店100％を目指す
（株）クスリのアオキ
石川県白山市に本社を置き、石川県を中心に中部地方にドラッグストア（DgS）チェーンを展開している（株）クスリのアオキ。北陸と上信越で最大規模を誇る調剤薬局併設DgSチェーンで、店舗は石川県、富山県、福井県の北陸３県をはじめ、新潟県や長野県、群馬県などにも展開。ドミナント展開により出店地域の拡大を進めており、群馬県には昨年進出した。現在の店舗数は190店舗を超える。岐阜県にも進出し、新店舗の開店も秒読みだ。ハピコム（旧イオン・ウエルシア・ストアーズ）に加盟しており、2011年３月に東証一部上場を果たした。
○専門性＋利便性重視の店舗づくりにも注力
○地域医療ネットワークづくりに取り組む
○顧客のH&BC・暮らしのソリューションストア目指す
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